GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建住宅 [5坪(= 畳10畳)の家]
事業主体名
株式会社baobab
分類
住宅・住空間
受賞企業
株式会社baobab (栃木県)
受賞番号
16G100794
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

150坪の敷地に敢えて5坪の家。オーナーは40代ご夫婦。栃木県さくら市に温泉付き住宅地として開発されたフィオーレ喜連川の自然豊かな場所に建てられた。もちろん、キッチンだってリビングだってトイレだって寝室だって、温泉まで出たりする。 小さくたって十分なんだ。だから最初は大きく作るのではなく、小さく作り、家族構成の変化に伴い、部屋(機能)を接続していく。という考え方。私たちはそんな生活をご提案する。

プロデューサー

酒井理、酒井さつき、鈴木直樹

ディレクター

酒井理、酒井さつき、鈴木直樹

デザイナー

酒井理、酒井さつき、鈴木直樹

詳細情報

http://www.baobab-jpn.com

利用開始
2016年4月30日

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ただ小さいというのではなく、豊かさを感じる家を目指した。

背景

「家族はそれぞれ違うし、家族構成も年月を追うことに変わるのに、家の構成はずっと一緒だよね。。」とつぶやいたオーナーの一言から始まった。現在の住宅は決められた間取りや決められた大きさが主流である。分かりやすくまとめたがる。エコとか断熱とか3LDKとか。だからそこに住む家族は指定された空間・条件の中で過ごしている。本来の家づくりとはそこに住む家族やライフスタイルに沿って考えるものではないだろうか。

デザイナーの想い

現状、家を建てるとき、一生かけたローンを組んで建てる方がほとんどだと思う。住宅ローンの他にいろいろな費用がかかるこの現代、どうしても住宅ローンの負担は大きく、生活レベルを落とさざるを得ないのが現状であろう。今の住宅は高い。今の住宅は大きい。その部屋いりますか?無駄に大きくないですか?小さくても十分。5坪で事足りる。デザインとディレクションで豊かに暮らせるということを実現したい。

企画・開発の意義

小さくても、機能的で、かっこよくて、住みやすくて、建築費用も抑えられたら、もっと余裕のある人生設計ができるのではないだろうか。大きく作るのではなく、小さく作り、資金に余裕をもたせながら、家族構成の変化に伴い、部屋(機能)を接続していく。資金もお家も無理をしない、無理をしなくてもいいお家ができるんだよ、 住宅にライフスタイルを合わせるのではなく、家族構成や生活スタイルに沿って住宅を考えていく。

創意工夫

ただ小さいというのではなく、豊かさを感じる家を目指した。たくさんの緑、鳥のさえずり、飛び交う蝶々、温かい日ざし、に囲まれた家。最高のロケーションを思う存分空間に取り入れるため、ゆったりと過ごしたいリビングや浴室は窓を大きく、寝室兼小屋裏収納は目線より高い位置に窓を設けることで光や夜空を取り入れたりと工夫した。また、敷地いっぱいに家を建てているわけではないため、隣家との距離ができ、通風や採光が十分確保され、とても気持ちの良い空間を実現した。そして、小さい家だから狭さを感じさせないよう、脱衣室と浴室との間仕切りにガラスを利用して広く見えるようにしたり天井を高くすることで解放感も得れた。また階段下や床下、小屋裏、キッチンカウンター下に収納できるスペースを十分設けることで家具を置かず、すっきりと過ごせる。

仕様

敷地面積:492.46㎡、延床面積:16.56㎡、建築面積:19.87㎡、主要構造:木造、建物高さ:5.70m、用途:個人住宅

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社baobab, NO NAME CAFE

審査委員の評価

つい敷地が広い分、できる限り広い家を建て、屋内・屋外で主従な関係を作り、自然は途端に家に属する庭と化す。だが、この建物はむしろ自然をそのまま自然としてとどめることによって、その敷地外の自然と敷地内の自然が同化し、大きな自然と対峙する家となり、巨大な幹に取り付く鳥の巣のようになる。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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