GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
病院用ベッド [メーティス PRO(プロ)]
事業主体名
パラマウントベッド株式会社
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
パラマウントベッド株式会社 (東京都)
受賞番号
16G080677
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

急性疾患や重症な状態にある患者に対して、高度な医療を提供する急性期病院で使用される医療用ベッドである。手術後の早期リハビリに配慮し、医療向けベッドとしてこれまでになかった、上体を動かしやすく離床もしやすい新背上げ機構を採用した。またスタッフの業務負担の軽減を目指し、患者の起床・離床をスタッフステーションに通知する内蔵センサー「離床CATCH」を搭載したり、ベッドを動かす際に必要な力を約20%削減し搬送性を向上している他、患者の急変に対応できるよう、CPR(心肺蘇生)姿勢へ迅速に移行できる機能を搭載している。

プロデューサー

パラマウントベッド株式会社 デザイン部 デザイン課 駒田 博

ディレクター

パラマウントベッド株式会社 デザイン部 デザイン課 八木 剛

デザイナー

パラマウントベッド株式会社 デザイン部 デザイン課 横田 直亮

詳細情報

http://www.paramount.co.jp/news/detail/7246/all

発売
2015年10月1日
価格

783,000 ~ 1,027,080円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

全長214.4・全幅96・全高68.1~104.6cm・質量108kg

受賞対象の詳細

背景

2025年には日本国民の3人に1人が65歳以上となり、患者数の増加と高齢化が問題視されている。医療機関においては、早期に退院させる事がますます重要となる中で、スタッフには、患者の安全の確保、病床の管理・運営、寝たきりにさせないためのリハビリ、といった業務が増加しており、過酷な労働環境となっている。

デザインコンセプト

早期離床、早期回復をサポートし、患者とスタッフの「引き立て役」となるベッド。

企画・開発の意義

ベッドを簡便に使えたり、患者を安全に見守れるようにし、限られたスタッフ・時間でも効率の良い病院運営が出来るようにすること、手術後の早期リハビリにより寝たきり等の身体機能の低下を防ぎ、高齢の患者をより元気な状態で退院させることの2点を目標に開発し、高齢化が進む将来の医療環境に貢献したいと考えた。

創意工夫

人は長時間寝ていると、筋力や臓器の機能低下や、床ずれなど様々な悪影響が現れる。足を下げたより立位に近い座位姿勢が取れる、新背上げ機構によりこれらを防ぎ、患者の早期回復をサポートする。忙しいスタッフに使ってもらえるよう動作を高速化すると共に、操作スイッチの表示・操作方法など分かりやすさにも配慮した。 また重症患者をスタッフステーションに近づけ、少人数のスタッフで患者を見守りやすいよう病床運営されている。ベッドを移動しやすいよう軽量化を始め、後ろ、側面からも操作しやすいグリップ形状、電源コードを簡単にまとめられるコード掛けクリップを設け搬送性を高めた他、センサーによって起床・離床を通知、患者のプライバシーを損なうことなく見守れるようにし、スタッフの業務負担軽減に努めた。

デザイナーの想い

本製品にはベッドに寝る患者と、操作するスタッフ、2つの異なる立場のユーザーがいる。患者に対しては ベッドの機能性が不安や威圧感を与えてしまわないよう、スタッフに対しては繁忙な業務を邪魔しないよう、患者とスタッフの「引き立て役」というコンセプトを設定し、明解で使いやすくありながら、操作時以外はそっと寄り添う存在になるよう心がけた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

パラマウントベッド 東京(本社)ショールーム
発売ニュースリリース

審査委員の評価

ちょっとしたアイデアながら、これまでの不便を一気に解消する優れたデザイン。頭部に確度をつけることで、背面を起こした際に患者の姿勢が楽になる点が評価された。

担当審査委員| 朝倉 重徳   内田 毅彦   加藤 麻樹   青木 俊介   CAI Jun  

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