GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
救命艇シェルター [救命艇シェルター LBS25+F]
事業主体名
株式会社ミズノマリン
分類
移動用機器・設備
受賞企業
株式会社ミズノマリン (大阪府)
受賞番号
16G070528
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

地震災害が発生した際の、避難ルートを確保するのが困難とされる地域、津波到着が短時間とされる地域で、より多くの人命の安全を確保すべく、救命艇シェルターが誕生しました。高波で横転しても自然復帰するセルフライディング設計に加え、浮力体充填による不沈構造で、耐衝撃性能と浮力性能を両方兼ね備えた最強モデルです。大人25名が乗船可能で、個室トイレの完備、1週間ほどの非常食の備蓄も可能です。また、上空から容易に発見できるオレンジカラー、さらに夜間捜索を想定したマーキングフラッシュライトやレーダーリフレクター(レーダーに映りやすい)を装備しているので、早急な救助への目印になります。

プロデューサー

株式会社ミズノマリン 代表取締役 水野茂

ディレクター

株式会社ミズノマリン 井本達也

デザイナー

中尾浩一

多くの命を守るための安心安全なシェルターをデザインしました。

発売
2016年2月
価格

9,000,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

津波災害時に、安心して避難できる、多くの人の命を守ることができる安全な場所。

背景

東日本大震災以降、津波、浸水、高潮のハザードマップエリアに位置する事業所、施設の危機管理に対する対応が急務となり、震災発生から津波到着までの限られた時間内に「いかにして大切な人命を守るか」が救命艇シェルターの開発のきっかけになりました。

デザイナーの想い

1912年に発生したタイタニック号の海難事故を契機に、IMOにおいてSOLAS条約が締結され、100年の歳月を経て、救命艇はより安全性の高い船へと進化しました。今後起こり得る災害に備え、より多くの尊い人命を守る安全な避難場所を確保すべく、救命艇シェルターの設置を提案していきたく思っております。

企画・開発の意義

近年の地震における津波発生、異常気象による災害頻度が高いため、いち早く、より安全な避難場所を確保することの重要性があり、災害避難対策の一つとして、救命艇シェルターを開発しました。迅速な避難が難しい障害のある方、高齢者、小さな子供たちも、安全に避難できるため、より多くの人命を守ることができます。

創意工夫

大型災害から安全に避難するには、シェルター自体の強度が必要で、弊社のシェルターは、SOLAS基準にもどづいた基本設計で、浮力体充填による不沈構造、また大型フェンダーを装着することにより、障害物、漂流物への衝突からシェルターを守ります。また、いち早く救助できるよう空からの捜索が簡単に行えるオレンジカラー、夜間捜索用にフラッシュライトを装備、シェルター内には非常食備蓄、個室トイレを完備しているので、救助までの数日間を過ごすことが可能です。

仕様

全長5.61m、全巾3.03m、全高3.13m、船体重量2,000kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ミズノマリン
株式会社ミズノマリン

審査委員の評価

耐衝撃性能と浮力性能を兼ね揃えた救命艇型シェルター。目を引く色や形状など、災害時に逃げ込む場所として直観にアピールする外観となっている。東日本大震災で顕わになった津波災害や近年の気候変動で増加している水害など、陸上で生活する中で水から身を守る術が必要とされることが再認識されつつある。こうした災害に対しては、津波防潮堤などの土木的対応だけでなく、地域の特性に応じて様々なレベルを組み合わせて取り組むべきであり、救命艇シェルターという新たな方法が加わったことは、レジリエントな社会に向けた貢献となる。

担当審査委員| 根津 孝太   伊藤 香織   岡崎 五朗   佐藤 弘喜   Juhyun Eune  

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