GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
便器 [アクアセラミック]
事業主体名
株式会社LIXIL
分類
住宅設備
受賞企業
株式会社LIXIL (東京都)
受賞番号
16G060460
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ユーザーのトイレに対する一番の困りごとである「清掃性」の解決に向け開発した、全く新しい衛生陶器の表面素材です。陶器表面を超親水性にすることで、付着した汚れの下へ水が入り込み、汚れを浮き上がらせます。それにより、普段の洗浄する水の力だけで100年キレイが続きます。自社はこれまでも継続的にトイレの清掃性を高める素材開発に注力してきましたが、アクアセラミックはお掃除の手間を限りなくゼロにする究極の発明です。これによりトイレなどの水回り商品が、いつまでもキレイな状態で使えます。快適な住生活に貢献する次世代の防汚技術です。

プロデューサー

株式会社LIXIL トイレ・洗面事業部、R&D本部 マテリアルサイエンス研究所

ディレクター

株式会社LIXIL トイレ・洗面事業部、R&D本部 マテリアルサイエンス研究所

デザイナー

株式会社LIXIL トイレ・洗面事業部、R&D本部 マテリアルサイエンス研究所

詳細情報

http://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/s/aquaceramic/

発売
2016年4月1日
価格

8,000円 (メーカー希望小売価格(税抜)※オプション)

販売地域

日本国内向け

設置場所

住宅、非住宅トイレ

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

キズ汚れ、細菌汚れ、汚物汚れ、水アカ汚れの4つすべてを水の力だけで防ぐ、世界初の衛生陶器素材。

背景

ユーザーのトイレに対する一番の困りごとは「清掃性」です。その解決に向け自社では、トイレの汚れが、キズ汚れ、細菌汚れ、汚物汚れ、水アカ汚れの4つに分類できることを究明、ユーザーニーズに応えるための技術開発を四半世紀に渡り取り組んできました。

デザイナーの想い

この防汚技術により、あらゆる場面でお掃除の手間を軽減し、いつでもトイレをキレイな状態に保ちます。また水や洗剤の使用量を削減し、環境負荷の軽減にも貢献する画期的な技術です。

企画・開発の意義

別の素材で表面を覆うコーティング技術とは異なり、強度の維持にも成功しています。強度実験の結果では、この新陶器は実に100年以上摩耗しないことが確認できています。『アクアセラミック』は、日常の簡単なお手入れだけで、新品の時の輝きが100年以上続くことが期待でき、さらにはお掃除に必要な水や洗剤を大幅に低減することが可能です。

創意工夫

陶器表面の「超親水性」と「水酸基(-OH)が露出しない構造」です。水になじみやすい「超親水性」は、陶器に付着した汚物の下へ洗浄水を入り込ませ、水の力で汚物を浮かび上らせ、洗い流すことを可能としています。また、洗浄水に含まれるシリカが陶器表面の水酸基(-OH)と化学的に結合することで発生する「水アカ」への対応として、『アクアセラミック』では「水酸基が露出しない構造」としています。その結果、「水アカ」の発生を防ぐことができ、陶器表面をいつまでも平滑な状態を保つことができるようになります。

仕様

超親水性陶器表面防汚技術

どこで購入できるか、
どこで見られるか

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審査委員の評価

便器への汚物の付着が全くなくなるなど、誰も想像しなかったことであるが、本製品では特殊な表面加工技術によって、水だけで付着した汚れが流れる。この技術が実現する、トイレ掃除の軽減や大便後の快適さは絶大で、住宅のみならずパブリックな場面でも大きく社会に貢献するだろう。また、本便器をすべてのグレードの製品に採用するとする企業方針も素晴らしい。デザインを超えた「発明」とも呼べる画期的な製品は日本のトイレ環境を激変させるだろう。

担当審査委員| 長町 志穂   鈴野 浩一   藤森 泰司   山本 秀夫   Eggarat Wongcharit  

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