GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
将棋駒 [大明駒]
事業主体名
稲葉大明
分類
スポーツ・アウトドア/レジャー・ホビー・園芸用品
受賞企業
株式会社ファンダメント (東京都)
受賞番号
16G020121
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大明駒は図柄がそのまま各駒の動きを表しています。通常の駒の名前と動きを覚える前の段階でも、容易に将棋を指すことができ、初心者が見落としやすい相手側の動きも視覚的に把握できることで次の手を読みやすく、将棋の楽しみにより早く触れられます。 また、経験者が初心者に教えながら指すときにも、非常に便利に使用できます。漢字の識別が難しい海外の方も容易に将棋を指せるよう、図柄で駒の動きを表したユニバーサルなデザインも特徴的です。

プロデューサー

株式会社ファンダメント 稲葉大明

ディレクター

株式会社ファンダメント 稲葉大明

デザイナー

株式会社ファンダメント 稲葉大明

稲葉大明

詳細情報

http://fundament.jp/taimeikoma/

発売
2014年11月
価格

9,000円 (木材のグレードで上位価格あり)

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

駒木地:木製〈楓〉 / カシュー塗料手塗り塗装 / 40枚

受賞対象の詳細

背景

将棋は古くから日本で親しまれてきたボードゲームです。一昔前であれば、駒の動き、ルールは誰でも子供の時に親や家族から教わって知っていました。現在ではまったく将棋を指したことのない人達も多くなっています。将棋を教える際に、まず最初のハードルが漢字だけの各駒の動きを覚えて理解してもらうことでした。もっと直感的にわかりやすくプレイしながら理解できる駒があればよいのではというのが開発のきっかけです。

デザインコンセプト

将棋の駒の動きを視覚的・直感的に理解できる駒

企画・開発の意義

将棋自体は古くから日本にあるゲームですが、まだ体験したこと無い人にとっては未知の面白さなはずです。未体験の日本人だけでなく漢字のわからない、判別しにくい他言語の方にも将棋にふれてもらうきっかけをつくれると考えました。

創意工夫

駒の動きをデザインに取り込んだ駒ということで、形や色など本来の将棋とはまったく違う形も検証しました。ただ、ゲームとしては本来の将棋と変わらないものであり、この駒によって将棋自体を好きになってくれるきっかけとしてはなるべく将棋が持つ世界観を壊さない形になるべきと行き着きました。そこで、土台の駒は実際の将棋の駒自体をそのまま使い漆の漢字で表した質感に近い、カシュー塗装で塗面だけでコンセプトが伝わるものへ仕上げました。

デザイナーの想い

今、新たなコンテンツがデジタルの発達によって誕生しています。しかし、将棋のように伝統的なゲームもいまだに色あせない面白さや魅力があります。将棋を古臭いゲームという印象ではなく、伝統的で日本の美学が生きる世界だという事を表現したく、ひとりでも多く将棋を理解する人を増やしたいと思いました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

3331 Arts Chiyoda/tokyobike gallery 谷中
TAIMEI KOMA
FUNDAMENT PRODUCTS

審査委員の評価

将棋を体験したことのない日本人、そして、漢字を理解できない他言語の人々にも将棋の魅力を伝え、将棋にふれるきっかけをつくりたい、という開発者の意図に共感した。各駒の動きを(成り駒を含めて)最小限のデザインで直感的に視覚化しているところに、多くの審査委員の高評価を得た。勝ち負け以上に、国境を越えたコミュニケーションツールとしての将棋の可能性を広げている。

担当審査委員| 濱田 芳治   佐々木 千穂   手槌 りか   松山 剛己  

ページトップへ