GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
自閉症療育支援グッズ [コバリテ視覚支援スタートキット]
事業主体名
株式会社古林療育技術研究所
分類
教材・教育用品
受賞企業
株式会社古林療育技術研究所 (神奈川県)
受賞番号
16G010074
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

コバリテ視覚支援スタートキットは、自閉症のお子様のいるご家庭で絵カードを用いた療育を始めるための支援グッズで、磁石・ホワイトボード式のスケジュール表やカレンダーとして利用できます。絵カードとスケジュール表の使用は、自閉症療育の代表的手法で、その効果は広く理解されています。これまで絵カードは各ご家庭で手作りをしており、その負担は大きなものでした。本製品により、支援グッズの準備の手間が大幅に削減され、お子様の療育を行う時間の増加とお子様の成長が期待されます。

プロデューサー

株式会社古林療育技術研究所 古林紀哉

ディレクター

斉藤里司

デザイナー

斉藤里司

斉藤里司

詳細情報

http://www.kobarite.co.jp/products/kobarite/

発売
2016年3月18日
価格

21,600 ~ 59,400円

販売地域

日本国内向け

仕様

【ユニットボード】424x212x10(mm), 333g。【カードフォルダー】47x39x4(mm), 4g。他。

受賞対象の詳細

背景

絵カードを使った「スケジュールと視覚支援」と言われる自閉症児の療育手法は、自閉症の子供の生活スキルを養う上で、大きな成果を上げています。しかし、自閉症の子供は手先が不器用なため、療育に必要な絵カードは、貼ったり剥がしたりが容易なことが必須です。残念ながら市販品がなく、各ご家庭ではラミネーターとマジックテープを使った手作りという大変な苦労が必要でした。

デザインコンセプト

操作が容易な絵カードを核にした、オールインワン療育グッズの提供

企画・開発の意義

従来の各ご家庭手作りの絵カードやボードの場合、自閉症の子どもが使うことが必ずしも簡単ではありませんでした。子どもが簡単に使えるグッズをデザイン面で実現することにより、「スケジュールと視覚支援」の効果が安定して享受されます。そのことは、自閉症の子どもの生活スキルの獲得が容易になること、及び、各ご家庭の手作り負担がなくなりお子様の療育に専念できることが期待できます。

創意工夫

1)絵カードの方式:貼ったり剥がしたりを容易にするために、独自のスイッチ構造を採用した。絵カード・イラストの供給を安価にするために、樹脂製のカードフォルダーと紙製の絵カードに分離した。 2)ボードの方式:典型的な複数の利用想定(カレンダーボード、支度スケジュールボード)を家庭内でカスタマイズ容易になるように、単一のユニット式を採用した(縦横兼用)。また、フレームに磁石を内蔵させたとこで、ズレることなくボードを増やして使うことができる。

デザイナーの想い

自閉症のお子さんの自分では伝えにくい要求や、家庭療育における様々な問題をデザインの力で解決し、「自閉症」という名前は知ってはいるがあまり認識されていない状況を、社会により理解され自閉症のお子さんとご家族に貢献できるように展開していきたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ザ・プロンプト・ショップ(ネットショップ)
ザ・プロンプト・ショップ

審査委員の評価

使われる状況が良く検証された上で企画された商品であり、今後のさらなる発展が期待できる。製品細部のデザイン表現においてはまだ改良の余地があるものの、取り組みの視点が高く評価された。

担当審査委員| 倉本 仁   安東 陽子   原田 祐馬   山田 遊   Carl Liu  

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