GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
衣類 [MONPE]
事業主体名
株式会社うなぎの寝床
分類
装身具
受賞企業
株式会社うなぎの寝床 (福岡県)
受賞番号
16G010034
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

福岡県南筑後地方の久留米絣。伝統工芸品にも指定されている織物です。約30件ほどの工房が残り産業と言える規模で商いを続けています。MONPEは、久留米絣のもんぺに注目しました。元々1942年に婦人標準服の活動衣として定着し、農作業着として親しまれていたもんぺは、着心地の良さ、作業製の良さなど機能的側面ではある程度歴史で認知されていて、それを現代に合わせて変換し伝えるプロジェクトだと考えています。

プロデューサー

白水高広

ディレクター

白水高広

デザイナー

白水高広

詳細情報

http://monpe.info

発売
2014年7月
価格

10,000 ~ 12,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

久留米絣というものを知ってもらうためのコミュニケーションツール

背景

市場から入ったマーケティングインではありません。久留米絣は婦人服や呉服として布が使われることが多い中、私が唯一着れそうだったのがもんぺであり、履いてみるとかなり着心地がよく、これは様々な世代に男女問わず着てもらえるのではないか?という仮説の元「もんぺ博覧会」という企画を行ないました。そこから織元がやれないことをやり続け、いつのまにか生地を開発し、縫製にかけ、卸すメーカーへと変化していました。

デザイナーの想い

表面的な部分をデザインするというよりも、織元、産業の構造を理解し、生産システムや発注の方法、技術への理解も含めて、地域に住みながらデザインをやるということを行いました。年間通してある程度の量を発注することによって、一緒に生産計画を組んで行ったりと全体システムのデザインをしたということがポイントだと考えています。

企画・開発の意義

福岡県南筑後地方の久留米絣。伝統工芸品にも指定されている織物です。約30件ほどの工房が残り産業と言える規模で商いを続けています。MONPEは、久留米絣のもんぺに注目しました。元々1942年に婦人標準服の活動衣として定着し、農作業着として親しまれていたもんぺは、着心地の良さ、作業製の良さなど機能的側面ではある程度歴史で認知されていて、それを現代に合わせて変換し伝えるプロジェクトだと考えています。

創意工夫

久留米絣の二つの点に注目しました。 1.ビンテージの織機で織りやわらなか風合いを担保できる - 豊田織機が開発したものと同じ構造の織機で現在も製作をしています。綿100%でゆっくりと織られる布は風合いがよく、着心地が抜群です。久留米絣とは先染めの織物で、糸を括り、染め、織ることで柄を構築するものですが、このプロジェクトでは無地をつくり、柄に興味がない人に対しても、この着心地を実感できるものとしたところです。 2.現代的な柄をセレクト「もんぺ」というコミュニケーションの型により伝え直す - もんぺというと、戦時中のイメージがある方も多いかもしれません。絣と言えば井桁模様や、赤い点がついている古めかしいものを想像する方も多いと思いますが、現代においては、日常着としての提案ができる様々な柄が構築されています。その柄をつくりもんぺという型で提案するというところはチャレンジした点です。

仕様

サイズ:S,M,L 仕様:前ポケット、裾ゴム、膝当、ウエストゴム+紐の併用 形状:昔ながらのもんぺより細身の現代的なシルエット 生地:久留米絣

どこで購入できるか、
どこで見られるか

うなぎの寝床 / 福岡県八女市
うなぎの寝床

審査委員の評価

伝統的なもんぺに実用性の高い作業着の原点を見いだしたデザイン性のあるプロダクトといえる。もんぺの基本的な作りや素材を現代に生かそうという意欲的な姿勢にオリジナリティがある。

担当審査委員| 倉本 仁   安東 陽子   原田 祐馬   山田 遊   Carl Liu  

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