GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|日本商工会議所会頭賞

受賞対象名
古民家 [シェアビレッジ]
事業主体名
株式会社ケダマ
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
株式会社kedama (秋田県)
受賞番号
15G141283
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「シェアビレッジ」は秋田県の辺境から始まる「村」の概念をひっくり返すプロジェクトです。「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えのもと、消滅の危機にある古民家を村に見立てて再生させていきます。多くの人で1つの家を支える仕組みをもって、全国の古民家を村に変えていきながら、一度村民になったらどの村にも訪れて田舎暮らし体験をすることができます。

プロデューサー

武田昌大

ディレクター

丑田俊輔

デザイナー

坂谷専一

詳細情報

http://sharevillage.jp/

利用開始
2015年5月2日
価格

3,000円 (※年会費 宿泊費:3000円 冬期の灯油代: 500円/部屋(11〜4月) 施設利用費:午前貸切(9:00-12:00): 7,500円、午後貸切(13:00-16:00): 7,500円)

仕様

築133年の茅葺古民家 敷地面積:982㎡

受賞対象の詳細

背景

今地方では人口減少により集落としての機能が失われ始め、多くの古民家が消滅の危機にあります。 住む人がいなくなり、維持費が高いという理由で数百年続いてきた日本の文化でもある古民家は失われ続け、このままだと消滅してしまいます。歴史ある古民家・日本の原風景を次の100年も残すために多くの人で維持する仕組みが必要でした。

デザインコンセプト

「新しい田舎の形を目指して」

企画・開発の意義

日本の原風景である古民家を守り、補助金に頼らず100年先も残す。 その結果、都市と田舎をシェアしあうコミュニティが広がる。

創意工夫

「年貢を納めて村民になろう!」というコンセプトのもとネーミングに徹底的にこだわりました。 年会費のことを「年貢」と呼び、年貢(年会費)3000円を納めたら誰でも村民(会員)になれます。 村に行けなくても毎月都市部で開催する村民限定の定期飲み会「寄合」では村について語り合う機会もあります。 村民同士が仲良くなって村を訪れる「里帰」というツアーや、年に一度の村祭り「一揆」も開催します。 田舎に興味がない人も田舎に興味はあるけど田舎がない人、田舎暮らしを体験したことのない若者たちにワクワクしながら田舎を楽しんでもらいたいと思っています。

デザイナーの想い

シェアビレッジ町村のロゴマークは、田舎に縦横に走る田んぼのあぜ道、古民家を囲む山々の木を盛り込んでデザインしています。 「この土地を表現するものを何か入れたい」「地名を残していきたい」そういう気持ちが自然とデザインにあらわれた気がします。 この土地に住んで35年。いつも見ている景色が、勝手に筆を走らせたような感覚が今も残っています。気持ちの比重が高いデザインをしているのかもしれません。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

シェアビレッジ町村
シェアビレッジ

審査委員の評価

ユニークなアイデア、ネーミング、ツール、展開イメージと、新しいアイデアにも関わらずとても関わりやすい活動になっている点は大変優れたデザインだといえる。実際の古民家の再生、保全、運用、地域の活性など複合的なメリットを生み出している点や、クラウドファンディングを利用し大きな負担を一カ所に集めず、全国1000軒=100万人の村づくりという明確な目標設定もとても興味深い。

担当審査委員| 横川 正紀   色部 義昭   上田 壮一   南雲 勝志   山崎 亮  

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