GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ソーシャルデザインプロジェクト [人口減少×デザイン:データとデザイン思考で日本と地域の大問題に挑む]
事業主体名
issue+design / hakuhodo i+d
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
issue+design (東京都)
hakuhodo i+d (東京都)
受賞番号
15G141276
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

人口減少の事実を理解し、対策を考え、実践するソーシャルデザインプロジェクト。結婚・仕事・住まい・経済など様々な面で私たちに大きく関わる、21世紀の日本を襲う最大の問題「人口減少」。知ってそうで知らないその本質をデザインの力で解き明かし、地域の人々とともに考え、実践していきます。わかりやすいグラフィックを多数掲載した書籍。日本の全自治体の将来推計と人口減少対策の効果をシミュレーションができるWEBサイト。自治体職員を対象に、地域活性のノウハウを学び、それぞれの地域の特性をいかした地方創生プランをつくるスクール。書籍・WEB・スクールの三位一体で人口減少問題に包括的に取り組んでいきます。

プロデューサー

筧裕介

ディレクター

岡本茜、馬場麻理子、小菅隆太、白木彩智、田上悦史

デザイナー

水内智英、川合翔子、稲垣美帆、神谷涼子、清水恒平

詳細情報

http://issueplusdesign.jp/jinkogen/

発売
2015年6月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。

背景

「地方消滅」という2014年5月の日本創生会議の提言。「2040年に全国1,800市区町村の半分が消滅」というショッキングな発表以来、人口減少問題は日本中で大きなトピックになりました。「この予測はどこまで正しいのか?」「実際はこんなに厳しくはないのではないか?」、そんな声や議論があちこちから聞こえてきます。議論が混乱し、「地方創生」の名のもとに対策が闇雲に行われている現状に強い危機感を抱きました。

デザイナーの想い

幸せな街のカタチは、地域の資源、課題、何よりも暮らす人々次第で千差万別です。地元が大好きな若い子たちが仲間同士で次々と新しい活動を始める街かもしれません。高齢者が元気で街の子どもたちの育児を請け負い、母が安心して働ける街かもしれません。地域活動を通じて出会いがたくさんあり、カップルがどんどん生まれる街かもしれません。全国各地にそんな新しい地域生活のモデルが一つでも多く誕生することを願っています。

企画・開発の意義

人口減少は日本と地域の未来を根本的に変えうる巨大な社会問題です。この問題とどう向き合うかが未来を決めることになるでしょう。日本中で地域の未来と人口減少について議論する場が続々と生まれ、そこから本質的な問題解決につながるアクションが次々と始まる、そんな素晴らしい社会の実現に向けて、議論のきっかけになることを目指します。

創意工夫

日本全体というよりも、個別の地域、市区町村単位にフォーカスしました。それは、地域によって人口減少の原因も進行具合も異なり、地域性を活かした対策が重要なためです。さらには、人口減少の先進地域である地方圏にこそ、問題解決の糸口が潜んでおり、画期的なアイデアが生まれる可能性があると私は信じています。また、誰もが簡単で視覚的に理解できるビジュアルと言葉のデザインを心がけました。人口減少問題は結婚、出産、家族、労働、住まい、経済、福祉、交通、国土計画等、人間の一生と国や自治体の政策に関する多くのことと関連しています。これらの複雑な要素が絡み合い、一つの大きな潮流が生まれ、人口が減るという現象に至っています。この複雑な構造の本質を捉え、わかりやすく伝えることを意識しました。

仕様

書籍:B5変形(165㎜×225mm)216頁/WEBサイト:【推奨環境】PC(ブラウザ)Chrome/Firefox/Safari/IE 9 以降

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の有名書店もしくは英治出版WEBサイトおよび専用サイト
「人口減少×デザイン」書籍情報(英治出版)
人口減少×デザインWEB

審査委員の評価

「人口減少」という見えにくい社会問題を可視化して考えるきっかけをつくるプロジェクト。言葉と文字によって視覚的に問題をわかりやすく解説する書籍。日本の全自治体の将来推計と人口減少対策の効果をシミュレーションし、問題に対する具体的な理解を促すWEBサイトなど媒体の特性をうまく活用することで、大きな社会問題を個々人が考えやすいツールに落とし込めている点が特に評価された。

担当審査委員| 横川 正紀   色部 義昭   上田 壮一   南雲 勝志   山崎 亮  

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