GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
UIプロトタイピングツール [プロット]
事業主体名
株式会社グッドパッチ
分類
業務用ソフトウェア・サービス・システム/業務用機器インターフェイス
受賞企業
株式会社グッドパッチ (東京都)
受賞番号
15G131183
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Webとアプリで連携して、ユーザーインターフェイス(以下UI)のプロトタイピングプロセスをチームに導入するサービスです。デザインコミュニケーションのハブとして、思いついたアイディアを動くUIにして確かめるための時間的コストと難易度を可能な限り下げられように工夫しました。特にUIデザイン初心者でもプロトタイプがつくれるよう状況に応じて情報を出し分けて自然に違和感の無いデザインができるようにしたインタラクションや、よく使われるパーツを事前に用意することでUIの知識やグラフィックスキルの要求レベルを下げる「ワイヤーフレーム機能」など、デザインプロセスに加われる人数を増やすことに配慮しています

プロデューサー

土屋尚史

ディレクター

小林幸弘

デザイナー

小林幸弘、庄鈞瓏、野上彩子

詳細情報

https://prottapp.com/

正式リリース日
2014年10月1日
価格

0 ~ 9,900円 (法人向けのエンタープライズプランは人数などに応じて決定します。)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

チームに高速プロトタイピングとオープンコミュニケーションをインストールするデザインツール

背景

多くの人々が持つようになったスマートフォン。そのアプリ開発において旧来の開発手法ではユーザーが本当に使い易いと感じるアプリを作るのは困難になっています。実装前の設計やデザインの段階でプロトタイプを作り実際に触りながら、ユーザーヒアリングと改善を繰り返す事が使い易いアプリを作る1番の方法です。UIデザイン会社として多くの人により良いプロダクトを作るためのプロセスを広めたいという思いで開発しました。

デザイナーの想い

プロトタイピングの本質は、プロトタイプを作ることではなく、脳内のアイディアを短時間で可能な限りリアルな評価ができる状態にし、多くの視点からの意見を引き出してアップデートしていくことにあります。そのため、プロトタイピングの時間を削減するだけではなく、その先にあるプロトタイプを介した議論が活発になるように設計しました。Prottを利用することで世の中に使い易いUIが増えていくことを信じ、望んでいます。

企画・開発の意義

まず、利用者を選ばない学習コストの低いUI設計を意識しているため、どの利用シーンにも馴染み、プロトタイピング制作速度を劇的に加速させる体験を提供します。次の段階として、制作はもちろん手戻りやパターン出しなどを含めたプロセスが低コスト化されることでプロダクトの質を高めるために必要な議論のハードルが下がり、良質なプロダクトを生み出すために必要な何度も作っては壊すデザインプロセスを実現します。

創意工夫

UIデザインをするためのUIという特性上、デザインしているプロトタイプのUIをProttのUIが邪魔しないように、一つの画面に表示する情報や装飾を限りなく削り、プロトタイプのUIと喧嘩をしないことに配慮したUI設計をしています。また、プロトタイピングに没入させ、制作速度を加速させるために限りなく少ないアクション数で作成できるようにし、直感的に必要な操作が把握できる配色を意識しています。さらに、長い期間や高い頻度でProttを利用した時にも飽きを感じるのではなく、プロ用ツールであっても感情を豊かにし笑顔を引き出すビジュアルアニメーション、イラストなど、愛着を持っていいただけるように演出しています。また、サービスを展開している、PCやスマートフォンなどの複数プラットフォームでそれぞれの利用シーンに合わせてUIを最適化しています。

仕様

Web OS: Mac OS X, Windows Browser: Chrome, Safari iOSアプリ iOS 7.0 以降, Android OS バージョン 4.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch、Android端末対応。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Prott公式Webサイト
App Store
Google Play Store

審査委員の評価

Webサイトを利用するのが当たり前の時代、Webサイトをデザインすることも、より広い対象を想定しなくてはいけない。「プロット」はユーザインターフェースをつくるためのサービスだが、その操作感は驚くほどスムーズだ。情報設計やプログラミングといった障壁をなくし、思い描いたままにプロトタイプをデザインすることができる。素早くデザインできることは、素早い学びを提供していることでもある。そして改善プロセスの速さが、最終的には優れたユーザインターフェースの実現につながることを期待している。

担当審査委員| 日高 一樹   青山 和浩   櫛 勝彦   林 千晶  

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