GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域団体 [前橋〇〇部]
事業主体名
前橋〇〇部
分類
ソーシャルプラットフォーム
受賞企業
前橋〇〇部 (群馬県)
受賞番号
15G121155
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

【前橋〇〇部】は〇〇の中に、自分の好きなモノ、趣味、食べ物を入れて部活を立ち上げる為のプラットフォーム。(例:前橋ワイン部、前橋ジオラマ部、前橋除雪部)誰の許可もいらず”勝手”に「部活動」を立ち上げ、誰でも主役になれるシステム。「組織」を作るのではなく、誰でも使える「システム」を作りあげた。「街で集まって何かをする」という曖昧な行動を「部活」という名称とデザインでパッケージ化をした。現在では約130の部活が発足し、街全体が部活動を受け入れる雰囲気作りは出来上がっている。その自由さに魅力を感じ、現在は全国37箇所の市町村に【ご当地〇〇部】が発足し『前橋発』の文化として全国に認知されている。

プロデューサー

藤澤陽

ディレクター

藤澤陽、岡正己、岡田達郎

デザイナー

藤澤陽、岡田達郎

部長:藤澤陽

詳細情報

https://www.facebook.com/maebashiooclub

発足
2012年2月21日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「組織」では無く「システム」。誰でも簡単、勝手に、すぐに立ち上げられ、飽きたらすぐにやめて良い。

背景

社会的背景…東京一極集中。地方の若者不足。SNS・スマートフォンの普及。 動機…前橋市へUターンした際、寂れた地元を目の当たりにしなんとかしたいと思った。地方ではコミュニティ作りや自己実現の場が少ない上に、既存の商店街・町内会での集まりには期待出来ない。まず、使い慣れたFacebook上で、無料で、容易に、既存の「場所に依存した繋がり」に頼らない「好きな事で繋がる」コミュニティを作りたかった。

デザイナーの想い

全ての想いをロゴマークに集約した。前橋らしい高潔な明朝体。市のキャッチコピー「水と緑と詩の街」を体現した〇〇の青と緑。その2色を見ただけで自分事に感じてもらいたい。更に、〇〇に好きな言葉をいれるだけで部活動を発足出来るという単純明快なコンセプト。この全てを兼ね備えたロゴになったと思う。

企画・開発の意義

街=自分自身だという事。「廃れた街」「寂しい街」などと嘆くのではなく、自分の住んでいる街が自分次第で面白くなるという事を実感して欲しい。無理に作られた観光資源や行政の「イベント」に頼る事無く、自分達が楽しんでいれば、いずれ寂れた街も活気づいてくる。その為に「〇〇したい、をカタチにしよう。」というキャッチコピーを掲げ、個々のモチベーションを部活動へと変換させ、街への寄与を促した。

創意工夫

活動への参加のハードルを極限まで下げた。「なんとか部をやります!」と宣言するだけで誰でも、簡単に、発足し活動できるシステム。登録や料金などは一切不要。【前橋〇〇部】本体は個々の部活動に関与しない。今まで他に類を見ない取り組みなので、発足当初はひたすら身内で部活を立ち上げ続け、やり方を示し続けた。同時に、地方では重視されにくい、デザイン性の高いロゴマークやビジュアル、写真、キャッチコピーに徹底的にこだわり、SNS上で誰もが目を引く様にした。更にFacebookの機能を最大限に活用し、人と人の繫がりを可視化し、仲間に入りたくなる仕組みを作り、ネット上での繋がりを強固にしていった。更には街中に「bushitsu(部室)」という実際に部活動をする拠点を作り、人の賑わいを創出し続けた。更に私達は3つの「J」を大事にする。情熱、冗談、女子。この3つの「J」が揃うと人は笑顔になる。

仕様

【前橋〇〇部】は〇〇の中に、自分の好きなモノ、趣味、食べ物を入れて部活を立ち上げる為のプラットフォーム。(例:前橋ワイン部、前橋ジオラマ部、前橋除雪部)誰の許可もいらず”勝手”に「部活動」を立ち上げ、誰でも主役になれるシステム。「組織」を作るのではなく、誰でも使える「システム」を作りあげた。現在では約130の部活が発足し、街全体が部活動を受け入れる雰囲気作りは出来上がっている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

bushitsu-前橋〇〇部の部室-
前橋〇〇部

審査委員の評価

SNSなどによって、同じ趣味の人とつながる機会は増えたものの、そのつながりをリアルな世界でどう実現するかは、まだまだ多くの可能性が残る領域である。前橋◯◯部は、まさに人と人の関わりについて、具体的な形を示したデザインである。さらに誰でも軽やかに使用できる形にできており、地域をつなげてより良くする方法としても、ますます全国に広がっていくことが期待される。

担当審査委員| 久保田 晃弘   石戸 奈々子   ナカムラ ケンタ   暦本 純一  

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