GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
三次元、バーチャルリアリティ [軍艦島3Dプロジェクト]
事業主体名
長崎大学
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
長崎大学 (長崎県)
長崎市 (長崎県)
受賞番号
15G111111
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

軍艦島3Dプロジェクトは、長崎大学インフラ長寿命化センターが研究で培ってきた3D技術を軍艦島の現状記録、保存管理、観光等へ活用するためのプロジェクトです。2014年には長崎市の依頼で3Dレーザスキャナやドローンによる空撮画像から“軍艦島のまるごと3DCG“を製作しました。軍艦島3DCGは、実測に基づく3次元映像であり、建物の高さや幅などの形状、コンクリートのひび割れや崩壊や海水(波)で侵食された地面の深さなどを正確に記録することができます。3Dデータは、観光コンテンツ、映像作品、3Dプリンターを用いたグッズ製作などに利用できます。

プロデューサー

長崎大学インフラ長寿命化センター 松田浩

ディレクター

長崎大学インフラ長寿命化センター 森田千尋

デザイナー

長崎大学インフラ長寿命化センター 出水享、小島建一

Akira DEMIZU (Dr.Eng)

詳細情報

http://ilem.jp/research/gunkanjima/

プロジェクト開始
2010年4月
価格

0円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

3Dレーザースキャナやドローンを用いて空撮した写真で製作した“軍艦島のまるごと3DCG”。3Dデータを用いて製作したVRコンテンツおよび3Dプリンターで出力した模型等。

受賞対象の詳細

背景

現在、高度経済成長期に建設された莫大な量のインフラ構造物の老朽化が一斉に進行しています。そのような中、長崎大学インフラ長寿命化センターは3D技術を活用したインフラ構造物の効率的・効果的な点検・検査技術の開発を行ってきました。今回、インフラ構造物で培ってきた技術を文化財の現状記録に応用しました。

デザインコンセプト

3D技術を用いた軍艦島デジタルアーカイブ

企画・開発の意義

3D技術を用いた新しい文化財の保存や観光への活用が期待できます。3D技術を活用することで現状を“まるごと真空パック”した状態で保存できます。3Dデータ処理することで形状や変状を抽出することができます。軍艦島上陸ツアーで見学できるのは安全性が確保されている島南東部の一部です。3D技術を活用することで通常、ツアーで見学できない場所へバーチャル見学できる観光コンテンツの製作も可能となります。

創意工夫

軍艦島内の建物は老朽化・風化が進んでいます。島内には倒壊のおそれがある建物も存在しています。現状記録するためには、極力建物に近づくことなく安全に作業ができる遠隔・非接触の記録技術が必要です。さらに、記録精度も要求されています。そのため、本プロジェクトは3Dレーザスキャナや無人飛行機(ドローン)などの最先端の機材や大学がこれまで研究で培ってきた3D技術を応用しています。

デザイナーの想い

研究で培ってきた技術を地域に貢献することができ大変光栄に思っております。今後も研究に精進するとともにその成果を地域に還元していきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

長崎大学インフラ長寿命化センター(http://ilem.jp)
軍艦島3Dプロジェクト
軍艦島3D(YouTube)
長崎3Dミュージアムプロジェクト

審査委員の評価

文化遺産をテクノロジーを使ってアーカイブ化した点を評価した。大学の研究としてこのような事例が今後増えて行くことを期待する。

担当審査委員| 廣村 正彰   齋藤 精一   中谷 日出   レイ・イナモト  

ページトップへ