GOOD DESIGN AWARD

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2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・未来づくりデザイン賞

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受賞対象名
テレビ番組 [ミミクリーズ]
事業主体名
日本放送協会/NHKエデュケーショナル
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
株式会社NHKエデュケーショナル (東京都)
受賞番号
15G111092
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「ミミクリーズ」は、NHK Eテレで毎週月曜日午後5時35分から放送されている3〜7歳のこどもたちを対象とした自然科学教育番組です。ミミクリーとは「似ていること」「似せること」。「ぐるぐる」「えだわかれ」「ろっかくけい」など、自然や身の回りに潜んでいるミミクリーをみつける「似たもの探し」を通して、共通したルールや法則、似ている理由や意味を考えることで、子どもたちの科学的思考を育むことを目的としています。

プロデューサー

岡本靖明(株式会社NHKエデュケーショナル)

ディレクター

田川欣哉(takram design engineering)、緒方壽人(takram design engineering)、岡山太郎(TAROZ)

デザイナー

山口幸太郎(takram design engineering)、松田聖大(takram design engineering)

詳細情報

http://www.nhk.or.jp/kids/mmcs/index.html

放送開始日
2015年3月30日
販売地域

日本国内向け

仕様

放送番組 2014年5月3日、2015年3月28日に開発番組として2本放送。2015年度レギュラー放送開始 月曜 17:35 - 17:45、金曜 10:00 - 10:10(隔週再放送)、土曜 6:50 - 7:00(再放送)。10分番組。

受賞対象の詳細

背景

自然の中から「似たもの」を探し出し、じっくり観察して共通する法則を見つけたり、差異に気づいたりすること。そこからさらに新たな「似たもの」を発見すること。これこそが科学的思考の原点であり、こうした思考を育むことは、クリティカル・ピリオドといわれる3〜7歳のこどもたちにとっても重要です。この番組は自然を題材として、こどもたちの「科学する心」や「自分で考える力」を育む番組として企画・構想されました。

デザインコンセプト

センスオブワンダーを育む自然映像と、抽象概念を伝える変幻自在なキャラクターやアニメ表現の融合。

企画・開発の意義

自然の美しさや不思議さを単に映像として見せるだけでなく、抽象概念をわかりやすく伝えるための幾何的なキャラクターやアニメーションを組み合わせることで、番組を見終わったこどもたちが、見る前とは身の回りの自然を見る視点が変わり、自然の中に潜んでいるルールや法則を自然と探し出してしまうような番組づくりを目指しています。

創意工夫

扱うテーマは「ぐるぐる」「えだわかれ」など幾何的な形だけでなく、色や構造、「ぞろぞろ」のような振る舞いまで多種多様です。そこで、キャラクターに共通した特徴的な「目」をもたせることで、多様性を保ちながらも統一された世界観と強いアイデンティティをもつキャラクターが生まれました。そこには同時に、自然に対する観察眼(=目をつける)という意味も編み込まれています。また、アートディレクションの役割だけでなく、デザインエンジニアとして企画段階から関わり、内容を科学的に理解した上で表現に落とし込んでいることも特徴です。例えば、トンボの羽やキリンの模様を扱った「かたちのふしぎ:ボロノイ」では、プログラミングによって、手作業のアニメーションでは実現不可能な難しいアルゴリズムをアニメーションで表現することが可能となりました。

デザイナーの想い

「ミミクリーズ」が伝えようとしていることは、まさに科学の本質そのものだとも言えます。「ミミクリーズ」を見たこどもたちが、自然の美しさや不思議さに驚き、変幻自在で個性的なキャラクターたちのアニメーションやプログラミングによるアルゴリズム表現を楽しみながら、自然の中にひそむ法則を見つける観察眼や想像力を育んでくれることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

テレビ放送(NHK Eテレ)
NHK Eテレ こどもポータル キッズワールド

審査委員の評価

幼児教育の中に哲学や物理学を入れていくことは難しい。ミミクリーズはその点をわかりやすく、美しく表現している。更にこれから進化するTVの教育コンテンツを期待している。

担当審査委員| 廣村 正彰   齋藤 精一   レイ・イナモト  

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