GOOD DESIGN AWARD

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2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
美術館・歴史博物館 [諫早市美術・歴史館]
事業主体名
諫早市
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
株式会社佐藤総合計画 (福岡県)
株式会社丹青社 (東京都)
受賞番号
15G101014
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

諫早市美術・歴史館は、諫早公園や高城回廊、御書院に囲まれ、諫早市の歴史と文化の中心に位置した、美術館と歴史博物館の2つの機能を併せ持つ施設である。 美術館としては、ホールや企画展示室などで、県展をはじめ市民作品の発表の場となり、歴史博物館としては、諫早市にゆかりのある美術・歴史・民俗などの資料を展示している。

ディレクター

株式会社佐藤総合計画 九州事務所 飛永 直樹+株式会社丹青社 高橋 久弥

デザイナー

株式会社佐藤総合計画 九州事務所 田苗 稔+株式会社丹青社 土井 啓郁

左から飛永直樹,高橋久弥,田苗稔,土井啓郁

詳細情報

http://www.city.isahaya.nagasaki.jp/post07/12089.html

利用開始
2014年3月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

長崎県諫早市東小路町2-33

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

1美術×歴史をつなぐ大屋根 2諫早の歴史的建築手法を表現 3内×外をつなぐプレゼンテーションウォール

背景

1市5町合併後の新諫早市全体における歴史や文化、芸術等を分かりやすく展示し学習の場を整備することで歴史や価値観の共有化を図るとともに、市民作品等の発表・展示の場、収蔵管理機能を整備することにより郷土を理解し、愛し、創造するこころを育むことを目的とした施設が求められていた。

デザイナーの想い

建物の内外では、諫早石の壁や、町屋に見られる木の縦格子、スタッコ塗りによる弁柄色の再現など、地域の材料や工法を用いて諫早の歴史的な建築手法を再現した。これは、単なる歴史文化遺産の保存継承だけにとどまらず、これからの文化芸術振興の場となるという施設理念を建築デザインに反映することを意図した。

企画・開発の意義

常設展示室のプレゼンテーションウォール(展示ケース)は、高城回廊や御書院の庭園を借景に展示物を鑑賞できるよう、ケースの外部側をガラススクリーンとした。また、これにより高城回廊を通る人々も外から展示物を鑑賞できる、歴史・文化・美術が一体となる独自の展示空間とした。また、プレゼンテーションウォールはスライディングウォール展示壁を閉鎖することで、展示壁が必要な絵画なども展示できる可変性の高い空間とした。

創意工夫

敷地北側の高城回廊や御書院など諫早の歴史遺産が隣接する場所には【歴史ゾーン】を、南側の市道高城上町線に面する場所に【美術ゾーン】を配置し、その中央にエントランス等の【共用ゾーン】を配置することで、利用形態が異なる2 つの機能を融合し、一体感のある施設とした。

仕様

[規模] 敷地面積:3,747.00㎡、建築面積:2,132.59㎡、延床面積:3,292.26㎡ 地上3階建 [構造] 鉄骨造

どこで購入できるか、
どこで見られるか

長崎県諫早市東小路町2-33
諫早市美術・歴史館ホームページ

審査委員の評価

諫早市美術館・歴史館は、展示施設としてシンプルで機能的なプランニングと、周辺環境と調和のとれた外観デザインが印象的な建築です。とりわけ、屋外観覧スペースとプレゼンテーションウォールと呼ぶ展示スペースを配した、庭園側の表情が審査時にも高く評価されました。 また、このプレゼンテーションウォールは、背面をガラスにするという展示ケースとしてはとても実験的な試みであり、今後の使われ方などに大変興味を持ちます。

担当審査委員| 千葉 学   五十嵐 太郎   石川 初   日野 雅司   山梨 知彦  

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