GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィスビル [HIGO]
事業主体名
株式会社nAナカヤマアーキテクツ
分類
業務用の建築・施設
受賞企業
株式会社nAナカヤマアーキテクツ (北海道)
受賞番号
15G100979
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

建築デザイン事務所というカテゴリーにとらわれず、2F部分を建築に興味のある一般の人や学生、若い建築家に建築ライブラリーとして無料で開放している。又、2Fは打合せや応接の機能も兼ねているので、事務所の打合せ風景も同時に見せている。設計事務所という業種をもっと広めるため、サロンとして開放している。お茶や飲み物も自由に飲めるようにしている。建築に興味をもってもらうため、建築やインテリアも今までにない構造やデザインになっている。

プロデューサー

株式会社 nAナカヤマアーキテクツ 代表取締役 中山眞琴

ディレクター

株式会社 nAナカヤマアーキテクツ 代表取締役 中山眞琴

デザイナー

株式会社 nAナカヤマアーキテクツ 代表取締役 中山眞琴、藤田麻由子+元 株式会社日建設計 山脇克彦+株式会社北海道日建設計 小谷卓司

中山眞琴 建築家 グッドデザイン賞09,10,14受賞

詳細情報

http://www.nanana.co.jp/works/office/office_14_na/index.php

利用開始
2014年7月2日
設置場所

北海道札幌市中央区円山西町1丁目5-1

仕様

外壁材:コルクブロック(1000mm×500mm×50mm) 構造:鉄骨造  階数:地上3階+PH 最高高さ:9.594m 最高軒高:8.994m  敷地面積:370.20㎡ 建築面積:126.14㎡ 延床面積:331.20㎡ 1階床面積:114.29㎡ 2階床面積:111.74㎡ 3階床面積:102.70㎡ PH階床面積:2.47㎡ 建蔽率:34.07%<40%  容積率:89.46%<200%

受賞対象の詳細

背景

設計事務所という業種は一般の人から見れば、敷居が高かったり堅苦しかったりで、馴染のないのが現実です。多くの人に受け入れられるにはと方法論を重ねた結果、我々は一般に開放されている事務所兼サロンや多目的スペースをつくろうと思った訳です。茶会をしたり、若い学生や建築家を集めて討論会や講評会なども行っています。ライブラリーに本を見に寄ってくれます。建築に興味をもつ人が増えていければいいと思っています。

デザインコンセプト

森にいるような木漏れ日を感じられるような建築とインテリアは「うすさ」、「細さ」、「小ささ」を追求

企画・開発の意義

建築事務所の膨大な本と資料、サンプルを本棚に全て収めることによって得られる、利便性やその表層性は建築やインテリアを決定づけている。 つまり森の中にいる時に感じる枝や葉が本棚であったり本であったりする。全て小さな部材で構成されている自由にあけられた窓はまるで木漏れ日のように光を感じることが出来る。建物のコーナーも柱を感じず、従来の柱で構成されている建物にはないまるで植物のように存在している。

創意工夫

竹籤のような、細い部材でつくられた建築である。世界初の試みの構造体は、本棚を構造体にする事で、地震力と風圧力、荷重に耐えることができる。 60×60の鉄柱と38×38の鉄柱のペアとFINと棚のモノコック構造である。スパンは60×125のI形鋼と28×125FBとキーストンプレートで構成している。 しかも構造体を、許す限り現しにしている。施工段階の記号や番号もそのままに残し、記憶としての建築も忘れなかった。むき出しの細い鉄棒は日本の古い建築のように格子状である。  第2の特徴としてコルクの使用である。床も外壁もコルクブロックを使用していて、軽量化と断熱と吸音を兼ねている。この炭化コルクは、バーナーで火を付けても燃えない。防火的にも有効であるし、外壁としての断熱性も抜群である。

デザイナーの想い

構造という束縛から解き放たれた建築はできないものか。森の中にいるように木漏れ日を感じる建築は出来ないものか。本のような物質を建築に変換できないか。「細く」「うすく」「小さく」は、この建築の生命線です。小さな鉄の部材で、地震力、風圧力、荷重に耐えている。本棚の鉄板は筋交の役目で、建築全体を覆っている。しかも自由に開口を開けることが出来き、背板の錆は日本画のようだし、細い柱は日本の数寄屋建築のようだ。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

北海道札幌市中央区円山西町1丁目5-1
nAナカヤマアーキテクツ ホームページ

審査委員の評価

設計事務所という施設ながら、社会に開いたプログラムを展開、その手法としてライブラリという場にしたデザインなどが評価されました。

担当審査委員| 千葉 学   五十嵐 太郎   石川 初   日野 雅司   山梨 知彦  

ページトップへ