GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
無人駅舎 [Miyakoda 駅 cafe]
事業主体名
株式会社都田建設DLoFre's
分類
店舗内装設計・インテリア・公共空間
受賞企業
株式会社ピー・アイ・イー (東京都)
株式会社都田建設DLoFre's (静岡県)
受賞番号
15G100952
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

静岡県浜松市北区都田町の無人駅舎のリノベーション計画。静岡県掛川市掛川駅と湖西市新所原駅を所要2時間程度で結ぶ天竜浜名湖鉄道の中間程の駅舎(都田駅)。 元々、薬局店舗と無人の待合室のみの構成だった駅を、待合室・プラットフォームと一体化した開放的なカフェにリノベーション。1時間に1,2本のみ停車する単線電車ということもあり、ゆったりとした空気感を感じながら過ごすことが出来る。 また、地域住民に開かれた趣味サークルの拠点 及び シャワー施設併設によりサイクリストのための拠点としても機能し、スローでクリエーティブなライフスタイルを感じる場となっている。

プロデューサー

都田建設DLoFre's+蓬台浩明

デザイナー

ピー・アイ・イー坂本政彦、都田建設DLoFre's蓬台浩明

P・i・E坂本政彦, DLoFre's 蓬台浩明

詳細情報

http://dlofre.jp/cafe-restaurant/eki-cafe/

利用開始
2015年5月
設置場所

静岡県浜松市北区都田町5563番地の21

仕様

天竜浜名湖鉄道無人駅舎 築年約50年 在来木造平屋建てのリノベーション 92.0㎡

受賞対象の詳細

背景

乗降客も年々少なくなっている地方単線電車の無人駅舎。 地域を活性化し、人を呼び込む魅力ある地域社会の創造が求められている。 地域ローカリティ―の魅力に気づき再認識する必要性。 モータリゼーションの発達により、駅舎への新たな価値が模索されている。

デザインコンセプト

世界でひとつの「スローライフが始まる駅」・creativityを喚起する駅

企画・開発の意義

駅舎での新たな過ごし方を提案し、新たなソーシャルスポットして。 スローな空気感を活かした3rd placeとしてのカフェ空間。 クラフトアートなど趣味活動(手芸教室・作品展示場所)の拠点になることにより、CREATIVEな町づくりの発信源として。 単線電車のSLOWで小さな旅の魅力の発見。

創意工夫

古い無人駅舎の鄙びた魅力を維持しつつ、新しく活力あるイメージをマッチングさせた。 CREATIVE MINDを刺激し、創る歓びが、人をつくり、つながりをつくり、街をつくることを目指した。 ワークショップにて作成した200枚以上のファブリックパネルをインテリアの象徴的デザインに。クラフトマンシップを刺激する大工手仕事による伝統仕口の照明器具を設置。

デザイナーの想い

駅舎としての固定概念を超えて、多様な利用形態を受容し、喚起するデザインを目指した。 人が出会う場・ゆっくりとした時間感覚の場という元々の強みを生かし、地域社会に貢献する新たな場となって欲しい。 待合室とカフェの開かれた関係性・カフェとプラットフォーム・電車との開かれた関係性に配慮したプランニングとし、新たなコミュニケーションの形成に期待した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

都田駅カフェ P・i・E ページ

審査委員の評価

無人駅舎を駅舎として使いながらもカフェに利用し、サイクルステーションや地域活動の拠点にリノベーションするという企画自体、非常に有意義で面白いものだと思います。 加えて、一見張り紙だらけの無秩序に見えるインテリアが、非常に意識的にコントロールされたデザインであることが読み取れました。 無人駅のしみじみとした叙情性に寄りかかりすぎることなく、それでいて整理しすぎないデザインは、リノベーションの新しい可能性を感じました。

担当審査委員| 千葉 学   五十嵐 太郎   石川 初   日野 雅司   山梨 知彦  

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