GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マンション [ズーム目黒]
事業主体名
株式会社トーシンパートナーズ
分類
住宅・住空間
受賞企業
株式会社トーシンパートナーズ (東京都)
受賞番号
15G090928
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大鳥神社交差点の南、山手通りが緩やかに方向を変える地点に聳え立つ小さなタワー状集合住宅。各フロアは通りに面する東側に2戸、林試の森や目黒不動の鎮守の杜を見渡す西側に1戸の計3戸で構成し、採光、通風をすべての住戸に還元。コンパクトなワンルームプランながら間口が広いため、どの方向、どの階からも眺望が楽しめる。間取りは部屋の中心にオープンキッチンを置き通路を最小にすることで空間がより広く感じられるようにし、階高3950mmの1.5層住戸にはロフトを設置して床面積をはるかに超える立体的なボリューム感を創出。また最上階の住戸には東西にテラスを配置、日照や眺望を存分に享受できる絶好の環境を提供した。

プロデューサー

株式会社トーシンパートナーズ 千代谷直之

ディレクター

株式会社トーシンパートナーズ 開発事業本部 加藤寛

デザイナー

有限会社 谷内田章夫ワークショプ 谷内田章夫

詳細情報

http://www.tohshin.co.jp/zoom_meguro/index.html

利用開始
2015年2月13日
価格

34,000,000 ~ 80,000,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都目黒区下目黒三丁目7番6号

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

目黒の緑を背に、オープンキッチンと1.5層の立体居住空間で新しいワンルームを提案したタワー状集合住宅

背景

従来ワンルーム・マンションは住環境より利便性を優先した単身者向け住宅という概念が一般的であるが、今後の市場動向を見すえ新しい商品性の開発に注力している。その試みとしてZOOM目黒では、目黒という立地および設計者の提案するオープンキッチンのスタイルと1.5層による立体居住空間に着目し、一人住まいに限定されない多様なライフスタイルを許容できるワンルームを提案しようと考えた。

デザイナーの想い

空間を立体的に活用することで平面的な数値から生じる性能を超えた住環境を提案できるのではないかとの思いから、この20年間、1.5層の居住空間をいろいろな広さ、寸法で試みてきた。今回は比較的間口が広いプランだったため、それを利用しオープンキッチンのスタイルを採用。奥行きのあるバルコニーは室内外をつなげるとともに眺望、通風にも寄与する。ミーティングルームも設置し、コモンスペースを充実させた。

企画・開発の意義

ワンルーム・マンションと呼ばれる商品化された既存のカテゴリーに対して、従来とは全く異なる質と量の居住空間を提供。目黒という都市性と緑を持ち合わせた立地を活かす小規模なタワー状集合住宅で、採光、通風、眺望をすべての住戸に還元。またワンルームの可能性を拡げる1.5層の立体居住空間で住まう人の新たなアクティビティを喚起して都市居住に対する新しいパラダイムを構築、その暮らし方の選択肢を増やした。

創意工夫

全戸、通路に対面式オープンキッチンを配置。通路とダイニングがリビング空間で併合して広く感じられるようにした。このキッチンの足元は床を13㎝下げて調理台とカウンターの高さを揃えてあるので一般的なタイニングチェアーが使用できる。またバルコニーの奥行きも広くとり、設備、避難以外のアクティビティを補完するスペースとした。なお12層のうち5層を階高3950㎜・1.5層のプランとしたが、間口の広い空間上部がロフトにつながり立体的なボリューム感を創出するとともに、ロフトに上るステップが収納も兼ね、通常の25㎡台の居住空間では得られない広さ、機能性、空間性を内部に組み込むことができた。このほか最上階は東西にテラスを持ち日照、通風、眺望を存分に享受できる平面プラン、2階には設計者デザインの光るテーブルを設置した共用のミーティングルームを設置し、各部屋単位では得られない機能を共有できるようにした。

仕様

■敷地面積188.41㎡ ■建築面積107.70㎡ ■延床面積1203.03㎡■建ぺい率 57.16%(許容 100.00%)■容積率 491.79%(許容 500.00%)■構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上13階・地下1階■総戸数32戸

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都目黒区下目黒三丁目7番6号
http://www.tohshin.co.jp/zoom_meguro/index.html

審査委員の評価

敷地の制約から各住居のプランは狭小な床面積になってしまう制約を逆手に取り、階高を通常の1.5倍にとって空間に特徴と贅沢さを与えている。機転の効いたデザイン。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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