GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [Brilliaときわ台ソライエレジデンス]
事業主体名
東京建物株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
東京建物株式会社 (東京都)
受賞番号
15G090913
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本物件は、板橋区内の東武東上線ときわ台駅北に立地し、約12,000㎡を超える広大な敷地に計画された329戸の大規模分譲マンションである。「ときわ台」には昭和初期に東武鉄道によって開発された常盤台住宅地があり、欧米の都市計画に倣った街づくりにより先駆的な邸宅地としての歴史が残る。その地において長く営まれてきた歴史性を継承した外観デザイン・ランドスケープに加え、東日本大震災を受け「もしものときへの備え」及び「つながりの大切さ」を積極的に取り入れた次世代の暮らしのモデルとなる新しい住まい方を創りあげた。

プロデューサー

東京建物株式会社 住宅事業部 松井潤哉

ディレクター

東京建物株式会社 住宅商品管理部 田中健太郎

デザイナー

三井住友建設株式会社 設計本部 佐々木隆一+ 有限会社 アースケイプ 団塚栄喜

三井住友建設 第三設計ディビジョン 佐々木

利用開始
2014年11月30日
価格

3,000 ~ 8,000万円台

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都板橋区前野町二丁目

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

最先端技術による「備え」と居住者の「つながり」を誘発させるしくみを融合した次世代生活モデルの提案。

背景

「ときわ台」は昭和初期に欧米の都市計画に倣い開発された住宅地で、「クルドサック」や「並木道」などの景観をもち、それぞれが住民同士のコミュニティを誘発する役割を担っていた。その歴史あるこのエリアにおいて、本建物は次世代生活モデルを目指し、東日本大震災を受け社会全体が再認識した「もしものときへの備え」やコミュニティによる「つながりの大切さ」を積極的に計画に取り入れた企画が命題となった。

デザイナーの想い

居住者が永らくこの建物で生活する上で、住民同士のつながりを深めることが一番と考えた。歴史あるときわ台で長く営まれてきた暮らしの風景を建物に取り入れつつ、安心できる「備え」を取り入れ、人と人の自然なつながりが生まれるような共用空間を設計することができた。敷地の中心に配したシンボルツリーであるシラカシの大樹と共に、住民の豊かな「暮らし」が育つことを期待したい。

企画・開発の意義

最先端の設備によるエネルギーの活用や井戸による生活水の確保、防災備品の備蓄によって「備え」を整うとともに、居住者たちが空間・物品・数々のイベントを共用(シェア)することにより自然にコミュニティが発生し「つながり」が生まれることで、豊かな生活を実現できると考えた。建物計画段階より実現させるべく、ハード・ソフト両面での「しくみ」を盛り込んだ。

創意工夫

「まとめることで減らす(一括受電)」「つくりだす(太陽光発電)」「見える(MEMS)」「蓄える(蓄電池・非常用発電機)」ことでエネルギーを合理的に活用、また井戸による災害時の飲料水の確保やマンホールトイレの設置等の防災備品を完備するにより「備え」に対応した。また、入居者同士の自然な交流を促進するため、様々なテーマを持ったガーデン・共用空間を敷地内の各所に配置し、家庭菜園サークルやライブラリーを利用した親子が参加できるサークル活動などの支援プログラムを導入するとともに、カーシェアリングやキャンプ用品等の物品の貸出サービス(シェアリングサービス)も導入し、コミュニティの醸成を促すきっかけを提供し、「つながり」を生み出すシステムを構築した。各所に配したガーデンの一部は地域住民にも開放し、地域全体での「つながり」も生み出すしかけを施した。

仕様

東京都板橋区の12000㎡超の敷地に建つ15階建329戸の集合住宅である。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都板橋区前野町二丁目

審査委員の評価

利便性の高い敷地における大規模マンションの開発例だが、外部空間にコミュニティスペースとしての積極的な性格付けを行い、住民がそこでの庭造り等の活動を通して自然と交流できるように仕組まれている点が評価できる。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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