GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [小笠の浮き家]
事業主体名
後藤周平
分類
住宅・住空間
受賞企業
後藤周平建築設計事務所 (静岡県)
受賞番号
15G090874
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住宅密集地における新しい開放性をもつ住宅。四周を隣地の住宅に囲まれた敷地で、"プライバシーの確保"と"明るく開放的な住宅"という一見矛盾するテーマの両立を試みた。 木造の1階と2階の間に鉄骨フレームの帯を挿入し、360°の開口部を実現している。全方位を空に囲まれた開放的なリビングでは、隣家を気にすることなく、明るい光に包まれた生活が営まれている。

デザイナー

後藤周平

詳細情報

http://shuheigoto.com

利用開始
2015年2月
設置場所

静岡県菊川市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

360°を空に囲まれた、新しい開放性をもつ住宅。

背景

住宅密集地では隣家と近接して住宅がつくられるため、単純に大きな窓をつくれば明るく気持ちのよい空間が作れるという訳ではないが、一方で施主からは南向きリビング等、方位に強い影響を受けた要望が多いのが現状である。方位への影響を最小限に抑え、明るく開放的な室内を実現するアイデアによって、住環境が劇的に改善されたり、これまで住宅に適さないと思われたような土地を再発見したりするきっかけになればと考えた。

デザイナーの想い

わたしの事務所の向かいには、ずっと売れ残っている住宅用地があります。南と東に隣家が迫るこの土地は、明るい住環境を望む人々からは敬遠されているようです。 ひとつの住宅の設計を通して生まれた、明るい住環境を実現するアイデアが、住宅用地としての土地の見えかたをほんの少しでも変えるものになれば、と期待しています。

企画・開発の意義

住宅密集地での明るく開放的な住環境の実現、またそれによって今まで住宅に適さないと思われていたような土地の価値の再発見を期待している。

創意工夫

360°開口部は、開放性が感じられ、また隣家が気にならない大きさを慎重に決定されている。また、古い日本家屋が並ぶ既存住宅地に違和感無くなじむように、軒の高さや窓の大きさ、屋根や外壁の素材等は周囲に合わせられている。

仕様

木造一部鉄骨造2階建て 建築面積92.74m2、延床面積119.65m2(1階79.49m2、2階40.16m2)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://shuheigoto.com

審査委員の評価

密集する住宅地にあって、道路や隣家からのプライバシーの確保と、開放性の確保は普遍的な課題であるが、一階と二階の間に挿入されたスリット状の開口の帯が、極めて効果的な手法となっている。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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