GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅(商品住宅) [エム・アンド・アールハウスプロジェクト]
事業主体名
ブリッジ ザ ブルー ボーダー、有限会社多田工務店
分類
住宅・住空間
受賞企業
ブリッジ ザ ブルー ボーダー (宮崎県)
有限会社多田工務店 (宮崎県)
受賞番号
15G090850
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

宮崎県の地域性をコンセプトに開発した商品住宅『大きな屋根とガレージのある家 海風』のモデルハウスを建築し、その建物を地域に開放(レンタル運用含む)することで、地域交流のプラットフォームとなる場を生み出した。 モデルハウスは、この地域の伝統的な間取りを参照しつつ、現代的な生活様式の文脈と運用を考え、土間と居室が連続したワンフロアー設計である。屋根は架かっているが壁はない空間(ガレージ)を、生活を豊かにする要素として提案している。 地域交流の運用としては、個別散在する地域生産者・サービス提供者の集うマーケットを開催しており、それに伴って新しいコミュニティが発生している。

プロデューサー

多田佳司

ディレクター

多田佳司

デザイナー

多田佳司

多田佳司【KEIJI TADA】

詳細情報

http://bridgetheblueborder.jp

利用開始
2015年1月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋10039-7

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

Bridge the blue border. 繋がっていない境界に橋を架け、新たな価値を生み出す。

背景

元来、地域工務店は一品生産の形態で家をつくってきたが、家づくりが産業化したことで、商品化に対応する必要性がでてきた。一方で、地域には小規模ながらオリジナリティのある製品やサービスを提供している多様な会社や人々が生活しており、地域に個別散在する彼らの製品やサービスを集約して展示・販売する場(マーケット)の潜在的なニーズがある。

デザイナーの想い

『建築と地域の暮らしの関係性』がプロジェクトのテーマです。建物の建つ小高い敷地に立ちますと、南の方角に日向灘をパノラマ状に見渡せます。そして、blue border;海と空の境界を目にします。このプロジェクトの試みで、これまでになかった新たな繋がりが生まれ、地域での暮らしが今以上に魅力的になるといいなと想っています。建物の利用者からは“平成の公民館”というネーミングをいただいています。

企画・開発の意義

『大きな屋根とガレージのある家』は、地域の伝統的な間取りの特徴と現代的な生活様式の文脈から空間を再解釈し、生活を面白く・豊かにする提案をしている。地域の生産品・サービスを集約してプロモーションすることが可能なプラットフォームとしてモデルハウスを開放することで、新たなマーケットとコミュニティが生まれている。なお、建物を実際に利用しながら建築を人に知られずに検討できるというメリットもある。

創意工夫

プロジェクトのデザインコンセプトと、『地域性』をコンセプトに開発した商品住宅にふさわしい敷地(南の方角に日向灘を見渡せる海抜約35mの高台)を選定し、建築を行った。間取りも、この地域の伝統的なものを参照しつつ、運用に対応するため、土間と居室が連続したワンフロアーとしてある。設備・仕様は、機能的でありながら、現代的なスタイルを感じさせるものを選定し、利用してみたいと思わせるよう、同様の用途利用が可能な公共施設の仕様とは差別化を図った。レンタルする場合の利用料金も、公共のものより割安に設定している。 また、弊社主催のマーケットでは、地域で活躍されている農家、パン屋、お菓子屋、染色家、家具屋、アーティスト、布小物屋、お花屋などに声をかけて出店していただいている。マーケットで商品の取引が成立した場合、負担のない範囲で、おまけを付けてもらうことを出店ルールとしているが、出店料はない運営としている。

仕様

木造軸組み 平屋建て 83.63㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋10039-7
Bridge the blue border.

審査委員の評価

地場産材によるモデルハウスを、レンタルハウスとして活用し、地域住民や地域の工務店が日常的に交流する拠点としても機能させるアイディア。幅広く一般住民がモデルハウスに触れることができる。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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