GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [サイエンスホームの真壁造りの家]
事業主体名
株式会社サイエンスホーム
分類
住宅用工法
受賞企業
株式会社サイエンスホーム (静岡県)
受賞番号
15G090809
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本古来の真壁造り。木が現しになることで、調湿効果、心理的安らぎ、メンテナンス性の高さなど、多くのメリットを実現している。私たちは、真壁の家を復権し、多く普及させたい。そのために、システム化し、高品質・低価格な「サイエンスホームの真壁づくりの家」をデザインした。自然と共に生き、物を永く大切に使う暮らしは日本の文化である。真壁の家を建てることは、その伝統と文化を受け継いでいくことだと考える。またシステム化したことでモビリティを実現した。短工期・低コスト・省資源であることから、様々な地域・状況に活用できる。日本古来の建築文化をリファインした新たな家造りとして、世界に発信していきたい。

プロデューサー

加納文弘

ディレクター

加納文弘

デザイナー

大石晃弘

詳細情報

http://www.sciencehome.jp/

利用開始
2006年5月
価格

17,000,000 ~ 30,000,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

居心地が良く長持ちする日本の『真壁造りの家』。その普及のためにシステム化し、高品質・低価格を実現。

背景

千年を超えて現存する日本の伝統建築物は真壁造りである。調湿効果、心理的安らぎ、メンテナンス性の高さなど、真壁造りは多くのメリットを持っている。しかし、手間のかかる工法ゆえ、高価になってしまった。現在、着工する住宅の多くが大壁工法である。私たちは、「本当に暮らしやすい・居心地の良い家=真壁の木の家」の理念のもと、真壁造りの住宅を国内外に広く普及するべく、システム化によって高品質・低価格化を実現した。

デザイナーの想い

今に残る先人の知恵は、永い時を経て、工夫を重ねられ、連綿と受け継がれてきた民族の財産である。日本の伝統工法である真壁造りは、その最たるものである。自然の木を生かす工法で、優れた性能に加え、居心地の良さや安らぎといった、人の感性を大切にする特性も備えている。新技術やモノがあふれる昨今でも、先人の知恵は人の暮らしを豊かにする。真壁造りの家の復権と普及は、社会にとって意義の高いものと考えている。

企画・開発の意義

自然とふれあう木の家の心地良さ。木の呼吸で調湿でき、手入れもしやすい。少ないエネルギーで四季と共に生きられる快適性。短工期・低コスト・省資源のシステムだから実現できた高品質・低価格。様々な地域・状況に活用できるモジュールの汎用性。自然と共に生き、物を永く大切にする日本の建築文化をリファインした新たな真壁造りの家。日本発の「本当に居心地の良い家」を提案し、国内外に幅広く普及することを目指したい。

創意工夫

●調湿・安らぎ・長寿命。日本の伝統建築「真壁造り」の住宅性能の高さを体現。 ●高品質・低価格実現のためのシステム化。独自の設計プラン、木材加工、資材の流通を構築。各部材をモジュール化することで現場での作業を効率化し、廃材の大幅削減、短工期(2ヶ月)を実現。品質も安定。 ●システム化・モジュール化により、地域・状況を選ばない汎用性。災害時にも活用できる。 ●全国107店舗(H27年9月現在)の加盟店ネットワーク構築。スケールメリット、知恵の結集による、さらなる価格の低減と技術革新を進める。 ●加盟店の地域の気候、文化の違いを活かせる、応用性の高い基本設計プラン。 ●外張り断熱や、吹き抜けによる採光・空気の循環で、光熱費を大幅削減。少ないエネルギーで、夏涼しく冬暖かい家になる。 ●永く快適に住まうための「伝統(真壁)×科学(最新技術)」の融合を実現した、新しい真壁造りの住まい。

仕様

木造2階建(木造軸組工法)、延床面積90.50㎡〜130.50㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「サイエンスホーム」 ホームページ

審査委員の評価

長くツーバイフォー住宅主流の時代が続き、構造材を現した真壁造りの住宅は日の目を見なかった。しかし、本対象は真壁造りの徹底的なユニット化によって、木の質感や吸湿性能、構造材を目視できることによるメンテナンス性の向上という真壁のメリットを存分に享受しながらも、徹底してローコストを図ることで、日本らしい住宅の実現を可能にした。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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