GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
強化ダンボール製組み立てテーブル [強化ダンボール(トライウォール)製組み立てテーブル]
事業主体名
今野梱包株式会社
分類
業務用店舗什器/商取引用業務機器
受賞企業
今野梱包株式会社 (宮城県)
受賞番号
15G080747
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

震災時に避難所や仮設校舎に多くの段ボール什器で支援した実績を活かし、端材の発生を抑えた最小限のパーツで設計され、誰もが短時間に感覚的に組み上げることが可能。軽重量ながら耐荷重150Kgを越え、すべて分解でき運搬時は最小容積で取り扱い可能。紙(段ボール)と鉄(固定用ビス)に分別できリサイクル性に優れ環境負低減も実現。

プロデューサー

今野梱包株式会社 代表取締役 今野英樹/ジェイ・ティー・キュー株式会社 谷川じゅんじ

ディレクター

今野梱包株式会社 代表取締役 今野英樹/ジェイ・ティー・キュー株式会社 大塚一成

デザイナー

今野梱包株式会社 代表取締役 今野英樹/今野梱包株式会社 CADオペレーター 大森賢二/ジェイ・ティー・キュー株式会社 松田典子

本業の強化ダンボール加工のノウハウを活用し新分野に挑戦中

詳細情報

http://www.k-konpo.co.jp

発売
2014年10月27日
価格

7,700 ~ 5,300円 (納入費や設置を希望される場合の費用は別途となります。)

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

製品寸法はw600×d600×h765とw900×d900×h765の2種類。強化ダンボール(Tri-Wall)を使用し端材の発生を抑えた最小限のパーツで設計され、短時間に感覚的に組むことが可能。軽重量ながら耐荷重150Kgを越え、すべて分解でき運搬時は最小容積で取り扱い可能。紙と鉄(固定用ビス)に分別でき環境負荷低減も実現。昨年のグッドデザインエキシビジョン会場の展示用什器として採用された。

受賞対象の詳細

背景

強化ダンボール(Tri-Wall)の加工を始めた2005年より、この資材の特性と環境性能も良い点を活かし日常で使用できる家具や、非常時におけるお役立ち製品のアイデア出しや開発を進めてきました。東日本大震災ではそれまで蓄積してきたアイデアやノウハウを被災者や被災した教育環境に役立てることができました。ユーザーの要望や想いを即時にカタチにする取り組みはあらゆるところで活用されるようになり今に至ります。

デザインコンセプト

必要最低限のシンプルさ。組み立ては短時間で感覚的な作業可能。分解して積載効率を上げ環境負荷低減。

企画・開発の意義

今までは包装・梱包資材としてのみ使用されてきた段ボールの「新たな可能性」を提案できたものと思います。リサイクル性にも優れ加工時の環境負荷もほかの素材より低く、軽重量で誰にでも扱うことができ、かつ安全。今回は強化ダンボールを採用することで耐久性も飛躍的に向上し、長期間の使用のみならず繰り返し使用できることで少しずつではありますが有用性も認知され、日常に浸透してきているものと思います。

創意工夫

2014年のグッドデザインエキシビジョンの展示用什器として採用していただくにあたり、いちばん気を配った点としては受賞作品・商品が映えるように可能な限りシンプルに、そしてその空間に溶け込むデザインにした点でした。それとあわせて設置および準備が指定期間内に完了するよう組み上げの容易さ、撤収時も同様に速やかな作業ができるように設計しました。折角の環境性能の良い資材でもあるため輸送時の効率も徹底的に考えました。トラックの荷台幅に効率よく積めるノックダウン寸法や、会場内に搬入するときの荷造り寸法や方法。それでいて製造時には端材を極力排出しないデザイン、ということを最大限に追求しました。それらは環境負荷低減と大幅なコストダウンという効果を得る大きな要因になりました。

デザイナーの想い

強化ダンボール製の家具や日常品は我々の生活シーンにも十分に溶け込めるものなのだということを伝えたいと、常日頃から思っておりました。今回は気を付けないとダンボール製であることに気が付かない、忘れてしまうような体験もしていただけたと思っております。紙製とは言え使い捨てではなく大事に使えば何度でも繰り返し使える点も、今回の実践活動において説得力が生まれたと確信しております。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

今野梱包株式会社 第2工場『Konpo's Factory』
今野梱包株式会社
事後対策を考える〜災害が起こったその後に〜

審査委員の評価

ダンボール製の製品はいくつもある中で、この製品は通常の生活シーンにも十分に溶け込めるように配慮されたものである。同社は東日本大震災で被災した学校のために、段ボールの家具類を提供していて、その設計ノウハウが今回の製品に役立ててあり、取り組みの点で評価した。通常の家具として、ダンボール製であることに気が付かないような製品を目指しているという点では、留めビスなどの細かいディテールを含めて、さらに改良を加えて美しいデザインを追求していってほしい。

担当審査委員| 橋田 規子   加藤 麻樹   重野 貴   寺田 尚樹   樋口 孝之  

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