GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
腹腔鏡手術トレーニング機器 [ラパロトレーニングバインダー]
事業主体名
株式会社寿技研
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
株式会社寿技研 (埼玉県)
オチュア株式会社 (東京都)
受賞番号
15G070716
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

安価でコンパクトで気軽な「医師の日常に溶け込む」腹腔鏡トレーニング機器をデザイン、開発致しました。腹腔鏡手術は、小さな傷で痛みも少なく術後回復も早い、患者にとってメリットの多い手術ですが、医師に求められる技術レベルも高いです。本プロダクトは時間の無い医師の日常にいかに溶け込み気軽に使われるかが最大のテーマです。いつでも持ち歩け気軽に開きトレーニングを行い、ますます広がる腹腔鏡手術の手技向上を支えます。

プロデューサー

PL病院 青山真人+株式会社寿技研 高山成一郎

ディレクター

オチュア株式会社 星野裕之

デザイナー

オチュア株式会社 星野裕之、笹島勝

詳細情報

http://www.tech-kg-shop.com/

発売
2015年4月
価格

33,000円 (税別定価)

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

収納時サイズ:255*315*55mm 重量1.3kg 材質:外周部=PP樹脂(一般的なバインダーの素材)、透明板部=アクリル樹脂等 タブレットやスマホを腹腔鏡手術トレーニングに利用した世界初の市販製品。 持ち運びや収納時は折畳んで文具バインダーのように扱えます。 トレーニング時は展開して、様々な想定ポジション、角度に対応して自由に固定可能です。

受賞対象の詳細

背景

近年頻繁に報道にあがる問題として「腹腔鏡手術による医療事故」があります。このような問題が起きる原因の一つに「医師の技量不足」が考えられます。腹腔鏡手術は微細な手技を要求される非常に難易度の高い手術ですが、医師の技術習得・向上の為のトレーニング環境は十分に整っているとは言えません。自分の手のように鉗子や電気メスを扱い、安全で適切な手術を行うには、もっと身近にトレーニングを行える環境が必要不可欠です。

デザインコンセプト

安価でコンパクトで気軽な「医師の日常に溶け込む」腹腔鏡トレーニング機器の開発

企画・開発の意義

時間の無い医師の日常にいかに溶け込み気軽に使われるかが最大のテーマです。いつでも持ち歩け気軽に開きトレーニングを行い、ますます広がる腹腔鏡手術の手技向上を支えます。

創意工夫

コンパクトで持ち歩け気軽に使えるが、鉗子を支える躯体を持つ。反する二つを合わせ医師の日常に溶け込ませる事に腐心しました。まず医師の日常を調べ、紙資料やファイルを携帯するケースが多いことから、鞄や書類棚、本棚とを行き来する、バインダー型腹腔鏡トレーニング機器のデザインに至りました。また、個人が持つスマートフォンやタブレット類を使用することで軽量かつコンパクトになりました。鞄の中では他の書類や機器を傷めないよう、柔らかい素材のバインダーを使用しています。開いた際にはしっかりと鉗子を支えるヒンジを選択しました。様々なスマートフォンやタブレットを自由に配置し、様々なポジションから鉗子操作を可能にするため穴の配置を試行錯誤しました。すべての創意と工夫により、質の高い医療トレーニングを実現致します。

デザイナーの想い

本プロダクトの気軽さと軽快さが腹腔鏡トレーニングの敷居を下げ、医療の技術向上へ少しでも寄与する事を願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

直営ウェブショップ「腹腔鏡トレーニングボックスのお店」

審査委員の評価

腹腔鏡手術のトレーニングを行うための簡易的な装置である。腹腔鏡手術は、医師に高い技術レベルが求められる手術であり、トレーニングが必要とされる。本製品は、バインダー型に収納でき、気軽に持ち歩け、日常的にトレーニングを行うことができる点が評価できる。細部の作りの粗さも見受けられるが、iPadとの組み合わせなど、低コストで作られていることもこの製品の目的に合致している。

担当審査委員| 小林 昭世   内田 毅彦   内田 まほろ   緒方 壽人   村上 存  

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