GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
輸液製剤 [スタンディングバッグ®輸液製剤]
事業主体名
エイワイファーマ株式会社
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
エイワイファーマ株式会社 (東京都)
受賞番号
15G070696
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ボトルとバッグの利便性を融合させた新たな輸液製剤。 バッグに「自立性」を付与することにより保管時・運搬時・使用時・廃棄時における「使い勝手」「視認性」の向上を目指しながら、独自の製造方法により医薬品に求められる「品質」「機能」を兼ね備えた輸液製剤。

プロデューサー

エイワイファーマ株式会社 代表取締役副社長 古矢元一

ディレクター

エイワイファーマ株式会社 静岡事業所長 石原修

デザイナー

エイワイファーマ株式会社 製品技術センター 容器包装技術第2グループ 望月奨太、岩堀宏哉、森中直紀

左より)森中直紀・望月奨太・岩堀宏哉

発売予定
2015年12月
価格

125 ~ 233円

販売地域

日本国内向け

仕様

【200mL製剤】W:約135mm D:約45mm H:約165mm 重量:約240g【500mL製剤】W:約135mm D:約60mm H:約230mm 重量:約550g

受賞対象の詳細

背景

医療現場の人手不足や将来的な高齢化問題は深刻であり、医療従事者の作業負荷増大に伴う製剤取り違えなどの医療事故が取り沙汰され、その対策は医薬品設計の重要な要素となっている。一方、医薬品容器には求められる生物的・化学的品質の水準も高く、他業界にみられる様々な斬新なアイデアはその製法・材質の問題から採用できないことも多い。それらに対応すべく独自の製造方法の開発により本製品が誕生した。

デザインコンセプト

医療現場の「ニーズ」と医薬品に求められる「品質」を両立すべく開発された輸液製剤

企画・開発の意義

医療従事者の方々に対しより使いやすく、より識別しやすい輸液製剤を提供することにより、安全な医療の実現に向け製薬メーカーとして貢献していきたい。

創意工夫

製品が使用されるあらゆる場面を想定し、より高い次元での「視認性向上」を目指した。段ボールケース内に保管されている状態では製品天面より「キャップ色=品種」、「フィルム印刷=容量」が同時に確認できる。棚に大量にストックされた場面では自立することによりコンパクトに並べやすく、印刷面も前面に表れることになり品種確認できる。なおかつ製造番号・使用期限を容器が重ならない位置へ配置し、製品ロットが混在した際も問題なく先入先出が可能となる。点滴時にも読み取れるよう逆さ文字の製品名もデザインしている。また、従来製品からの製品色、統一デザインはそのまま踏襲しつつ可能な限り大きな表記とすることに配慮した。

デザイナーの想い

医薬品メーカーにて設計業務を長年携わり念願の製品がようやく実現できました。想いをもとに資材開発からスタートしデザインされたものが製品化できるレベルまで工業化に関わってきたすべてのプロジェクトメンバーに感謝し、また多くの医師、看護師、薬剤師の皆様から頂きましたご意見を盛り込んだ製品が社会に貢献できることを期待しております。

審査委員の評価

医療用の自立する輸液製剤パックである。シャンプーや洗剤といった日用品の詰め替え容器としては一般的な形状であり保管性、視認性に優れるが、従来は底面部材と胴体部材を貼り合わせる方法で製造されており、医療用容器として必要な清浄度の基準を満たしていなかった。本製品は独自のノウハウにより熱圧着する方法によって密閉性・清浄性を保った自立容器を実現している点が優れている。

担当審査委員| 小林 昭世   内田 毅彦   内田 まほろ   緒方 壽人   村上 存  

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