GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
防曇アイガード [パラシールド]
事業主体名
宇都宮製作株式会社
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
インテリジェントウェア株式会社 (大阪府)
宇都宮製作株式会社 (大阪府)
受賞番号
15G070684
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

医療現場のニーズを基にデザインした感染予防の防曇アイガード。フレームにはβチタンを採用し、軽くてフィット感がよく、シンプルな形状にすることで清潔面にも配慮している。また、ディスポーザブルフィルムは素材そのものに防曇性能があり、透明度も高く、医療従事者がストレスなく使える仕様となっている。

プロデューサー

インテリジェントウェア株式会社 代表取締役 大浦イッセイ

ディレクター

国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 臨床工学部 博士(応用情報科学)西垣孝行

デザイナー

大浦イッセイ

詳細情報

http://www.parashield.jp

発売
2015年9月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

課題を解決する優れた機能面に加えて、医療従事者が使いたくなるデザインを目指した。

背景

医療現場において、感染予防のためにマスクを装着することは徹底実施されているが、目から感染することについての意識は低く、アイガードを装着している医療現場は少ない。その理由として、マスクを着用しているためにクリアシールドが曇ること、視界の鮮明さが損なわれるため見え方に支障をきたすこと、フィッティング性能の悪さによる装着感のストレスなどが原因であり、これらの課題をデザインで解決した。

デザイナーの想い

日本の医療現場は、医療を必要とする人が増える一方、医療に従事する人が減る傾向にあり、プロダクトデザイナーとしてなにか役立てることはないかと、国立循環器病研究センターに伺って毎週ヒアリングをし、現場を見てゆく中で、今回の課題を捉え、デザインでこの課題を解決した。また、同時に進めている案件がいくつかあり、医療に従事されている方と連携できれば、医療現場をデザインで改善してゆけると確信している。

企画・開発の意義

ニーズや課題をデザインにより解決し、機能面で優れたプロダクトを完成させることができた。また同時に医療現場で従事する方からは、「カッコイイし、これなら使いたい。」という意匠面での評価も高く、感染予防に役立つ新たなスタンダードアイテムになればと考えている。

創意工夫

これまでのアイガードは、簡易的なもの、または機能重視のもので、素材においてもプラスチック製のフレームでファッション性に乏しく、重くて掛け心地も悪く、とても身に付けたいアイテムとはいえない。とくに顔につけるものはなおさらである。我々はアイウェアのデザインに携わってきた知見と経験を基に、掛け心地のよい素材とそのサイズを選定し、同時にファッション性も兼ね備えた高級感のある仕上がりとした。これはハイグレードなメガネの製造技術を有する福井県鯖江市のメーカーだからこそ具現化できたものであり、技術とファッション性を熟知している我々だからこそできたデザインである。

仕様

■フレーム:βチタン(断面形状 4mm×1.6mm、顔幅130mm)■ディスポーザル防曇シールド:TACフィルム(厚み245μ)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

宇都宮製作株式会社
PARASHIELD

審査委員の評価

医療現場のニーズに応えることができるアイガードである。βチタンのフレームは、軽く、フィットし、フィルムと分離でき再利用可能になっている。ディスポーザブルフィルムは防曇処理ではなく、素材そのものに防曇性能があり、透明度も高く、医療従事者信頼性を与えることができる。全体に完成度と質の高いデザインがなされている点は評価される。

担当審査委員| 小林 昭世   内田 毅彦   内田 まほろ   緒方 壽人   村上 存  

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