GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電力計 [パワーアナライザ PW6001]
事業主体名
日置電機株式会社
分類
研究開発・実験用機器・設備
受賞企業
日置電機株式会社 (長野県)
受賞番号
15G070667
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

世界最高クラスの測定精度と安定性を持つ電力計のフラッグシップモデル。省エネ活動の推進において、これまで電気機器の消費電力を削減するための電力測定が主であったが、現在様々なエネルギーの変換効率を追求するための電力測定が増えている。エネルギー変換技術の開発においては、より精度の高い測定が求められており、トップエンジニアからの信頼を得るような、測定値の正確性と安定性を高いレベルで追求した、世界最高峰の電力計を実現した。確かな測定値によるデータ分析からエネルギー効率をより深く追求し変換技術が向上することで、地球上のあらゆるエネルギーロスを減らすことができ、地球のエネルギー問題が解決に向け前進する。

デザイナー

日置電機株式会社 開発推進部 開発推進課 デザイングループ 仙田学

詳細情報

http://www.hioki.co.jp/

発売
2015年2月24日
価格

1,150,000 ~ 2,950,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

測定値の正確性と安定性を高いレベルで満足した、トップエンジニアから信頼される世界最高峰の電力計の実現

背景

省エネ活動を推進するために、これまでは電気機器の消費電力削減を目的とした電力の測定が主であったが、現在はエネルギーの有効利用を目的としたエネルギー変換効率の測定が増えている。例えば電気自動車や電気ハイブリッド自動車のモータ解析、太陽光発電用パワーコンディショナの変換効率、ワイヤレス給電の電力変換効率など、地球規模でエネルギーロスを減らすべく、最先端の技術開発で高度な電力測定が求められている。

デザイナーの想い

計測器にとっての本質とは、測定の正確性、安定性の精度を高め、真に正しい測定値を示すこと。そして、信頼性の高い測定ができるよう、安全性や利便性、測定の確実性を高めること。PW6001はそれらの本質を追求することで、電力計のフラッグシップモデルを実現した。PW6001が世に受け入れられ広まることで、地球上のあらゆるエネルギーロスを減らすことができ、地球のエネルギー問題が解決に向け前進することを願う。

企画・開発の意義

エネルギー変換技術の開発では、確実で細かなデータ分析が求められる。PW6001を使って電力測定を行うことで、正確で安定したデータを得ることができるため、トップエンジニアは、エネルギー効率をより深く追求することができる。その結果、エネルギー変換技術が向上し、地球上のあらゆるエネルギーロスを減らすことができ、地球のエネルギー問題が解決に向け前進する。

創意工夫

○測定を安定的に行なうために、金属削りだしによる独自形状のシールドと光絶縁デバイスを採用し、耐ノイズ性能を向上。○持ち運びだけでなく、保護のためのガードや足としての役割を兼ねるハンドルを採用。○従来からのキー操作を継承するとともに、新しくタッチパネルとデュアルノブを併用し、直感的で細やかな操作が可能。○安全のために一つのチャンネルに異なる電流センサを同時に挿入できないようスライドカバーでセンサの種類を選択。また、電圧と電流の端子間に仕切りをつけ短絡の危険を回避。○従来はプリンタを使って測定値を出力した紙に直接書き込んでいたが、タッチパネル画面に直接メモ描きやキーボード入力が可能になったことで、プリンタは不要となり作業効率が上がる。○従来は電力計とオシロスコープはセットで必要だったが、オシロスコープの機能を電力計として世界で初めて搭載したことで、オシロスコープは不要となり作業効率が上がる。

仕様

○寸法:430W×177H×450D mm ○重量:14kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

日置電機株式会社
日置電機株式会社

審査委員の評価

本製品は測定値の正確性と安定性を高いレベルで実現した電力計である。金属削りだしによる独自形状のシールドと光絶縁デバイスによる耐ノイズ性能の向上や、電力計として世界初のオシロスコープ機能の搭載など、計測器自体の性能だけでなく、入力ユニットに設けたスライドカバーや仕切りによる誤挿入や短絡の防止、タッチパネル画面に表示された計測データへのキーボードやペンでのメモ機能によるプリンタ紙出力の不要化など、人間系を含めた正確性と安定性がデザインされている点を高く評価した。

担当審査委員| 小林 昭世   内田 毅彦   内田 まほろ   緒方 壽人   村上 存  

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