GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
戸当り [トアトア]
事業主体名
株式会社SKB
分類
住宅設備
受賞企業
株式会社SKB (大阪府)
受賞番号
15G050534
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

TOATOAは、デザインユニットHIKO:KI(デザイナー・菅原仁+建築家・西井洋介)と機能金物メーカーSKBとのコラボレーションから生まれた「選べる戸あたり」です。近年ますます多様化するインテリア空間に対して、戸あたりの選択肢を提供することを目的としています。「ユニバーサルベース」に多彩なフォルム・素材・色からなる「シェル」をかぶせる仕様なので、「着せ替え」ができて、空間コーディネートを楽しめます。リノベーションや模様替え、壊れたときにも、工事不要でシェルだけ交換できます。いいものは末永く大切に使う。TOATOAはストック型社会の理念に共鳴する戸あたりです。

プロデューサー

伊藤博之

ディレクター

菅原仁

デザイナー

HIKO:KI(菅原仁+西井洋介)

詳細情報

http://www.kuuki-design.com/

発売予定
2015年7月
価格

2,400 ~ 5,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

○木床用の構成:床に木ネジで固定したマウントにアダプターをねじこみ、上からシェル(緩衝体)をかぶせる ○コンクリート床用の構成:床に打設したアンカーにスペーサーをはさんでアダプターをねじこみ、上からシェルをかぶせる ○TOATOA B1(ゴムタイプの一例):合成ゴム+鉄|W30×D30×H30mm ○TOATOA W1(天然木タイプの一例):天然木+合成ゴム+鉄|W40×D46×H40mm

受賞対象の詳細

背景

部屋の模様替えをしたとき、椅子やカーテンは新調できても、戸あたりは交換できないことに気づきました。真鍮の円筒ボディにゴムの輪っか。そこだけ高度成長期で、トータルなコーディネートができませんでした。現代のインテリア空間にフィットするデザインを、古い戸あたりも交換できる「システム」の上に展開すれば、戸あたりは空間設計のプロだけでなく、一般生活者にとっても魅力的な商品になると考えました。

デザインコンセプト

「世界標準」をコンセプトに、戸あたりのグローバルスタンダードをめざしました。

企画・開発の意義

シンプル、ミニマル、ナチュラル、和モダン・・・・・・。現代のインテリア空間はますます多様化が進んでいますが、対応できる戸あたり商品はほとんどありません。TOATOAは「選べる戸あたり」です。デザイナー・建築家とともに、様々な空間や仕上げ材を想定してラインナップを開発。戸あたりには珍しいカラーバリエーションや、やさしい風合いの天然木タイプを取りそろえ、豊かなインテリア空間の創造に貢献します。

創意工夫

○ユニバーサルベースについて:以下の条件をみたす「戸あたりシステム」を実現するために、パーツの構成や形状に工夫を重ねました。 ・シェルの着脱 ・木やコンクリートなどの様々な床材への固定 ・四角い戸あたりを壁に正対できる仕組み ・古いマンションや海外物件の既設アンカーへの取付け ・既存品を上回る強度 ・主要部品の共用化による製造・管理コストの低減 ○ゴムについて:幾何学的フォルムを実現するために、ゴム製造会社と工夫を重ねました。抜き勾配のない水平・垂直面、パートラインのない美しいエッジ、2ヶ所のアンダーカットなどの複合的な課題を、特殊な金型と精密な材料管理により解決しました。○天然木について:収縮と割れへの対処に工夫を凝らしています。ドアの応力を緩衝する構造のフロントゴムと、戸あたりの内部で木の収縮と衝撃を吸収する構造のインナーゴムからなる「サンドイッチ構造」により、課題を解決しました。

デザイナーの想い

戸あたりはこれまで、空間設計のプロでさえ顧みない「インテリアの異物」であり、進化から取り残された建材でした。しかし考えてみると、戸あたりほど彫刻的な建材は、ドアハンドル以外に存在しません。デザインで価値を高められる典型的なプロダクトであるはずです。空間設計のプロが使いたいと考え、生活者がほしいと感じる戸あたりとは、どのようなモノなのか? くらしの空間を想像しながら、ひとつひとつデザインしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

amazon.com

審査委員の評価

目線の先を変えるデザイン。戸あたりの形状に小さく可愛らしいボリュームの存在を加え、少しの主張で大きく変える存在へと。フロアーをゆっくりと眺めその先に目がとまる。公共空間へのアプローチにも期待が持てる。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   鈴野 浩一   長町 志穂   服部 滋樹   山田 晃三  

ページトップへ