GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
室内ドア [Full Height Door フルハイトドア]
事業主体名
神谷コーポレーション湘南株式会社
分類
住宅設備
受賞企業
神谷コーポレーション湘南株式会社 (神奈川県)
受賞番号
15G050485
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

フルハイトドアの最大の特長は、天井まで届く高さと建具枠が全く見えない完全壁面化を実現した納まりです。一般的な室内ドアは、扉を開けても下がり壁と色つきの枠による小さな開口であるため、空間が分断され個々の部屋には閉塞感があります。フルハイトドアは下がり壁をなくし、部屋と部屋の天井を遮ることなく空間を繋ぎます。また、扉を壁面化し、あたかも壁の一部に開閉機能を持たせたかのような一体感を与え、広く明るく大きな住空間を生み出します。さらに、床から天井まで繋がったスルーガラスや、機能性が高く美しいフォルムのフルハイトヒンジ、多彩な表面仕上げ、豊富なデザインのハンドルなど細部まで拘ったデザインも特長です。

プロデューサー

神谷コーポレーション湘南株式会社 代表取締役社長 神谷忠重

ディレクター

神谷コーポレーション湘南株式会社 取締役販売促進部長 栗林大介

デザイナー

神谷コーポレーション湘南株式会社 販売促進部 栗林大介、浅井摂子、中村文彦、田中多世、笠原智恵

詳細情報

http://www.kamiya-yokohama.co.jp/

発売
2005年5月1日
価格

73,700 ~ 214,900円 (開閉タイプ、バリエーションにより異なります。)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

戸建住宅及びマンションの室内

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

天井まで届く室内ドアがもたらす開放的な住空間の創出と、完全枠レス納まりによるドアの壁面化。

背景

フルハイトドアが誕生した2005年以前は、2mを超えるハイドアと呼ばれるものは国内にほとんど存在していませんでした。背の高い木製ドアは反りやすく、各社とも品質確保の技術がないため製品化に踏み切ることが出来なかったからです。しかし私たちは、下がり壁や従来の三方枠がなく天井まで届く室内ドアがあれば開放的な住空間づくりができると考え、反りを抑制する技術と枠レス納まりの開発に取り組みました。

デザイナーの想い

これまでの日本の住宅において、室内ドアは部屋と部屋を間仕切る道具でしかありませんでした。デザイン性に乏しく個性がないため、実際に使う人が好きなドアを選ぶという文化はなく、ビルダーから与えられる選択肢の中から選ぶだけでした。私たちは、住空間を変えてしまうほどのポテンシャルをもった、美しいデザインの室内ドアを創り出し、お洒落で豊かな生活をしたいと考える人に、ドアを選ぶ喜びを知ってもらいたいと願います。

企画・開発の意義

日本の住宅事情では現実として誰もがそう広い家を建てることは困難です。枠を完全に無くし、壁面化を実現したフルハイトドアを選択することによって、限られた空間の中で実際の広さ以上の開放感や高さ、明るさを感じて快適に日々の生活を送ることができます。また、枠がないことでドアだけを手軽に交換することが可能となり、ライフスタイルの変化に合わせて気軽にドアを取り換えるという新しい文化の創出を目指しています。

創意工夫

フルハイトドアの製品化を実現する上で反りを抑えるという課題は大きなものでした。そこで、私たちは業界最高水準の試験設備を導入し、厳しい独自の試験を繰り返しました。その結果、湿気と熱による反りを抑制するために、内部の温湿度を一定に保つ空気循環方式という特許技術に辿り着きました。更に、スチールパイプを充填したことにより剛性を高め、反りを最小限に抑えることに成功しました。他方でデザイン面では、フルハイトドアの壁面化の完成度を高めるために、余計なものを極力排除しました。常識を覆す枠レス納まりは、枠をクロスで隠す発想により実現。コンパクトなフルハイトヒンジは、これまで機能部品でしかなかった丁番とは違い、それ自体がフルハイトドアのデザインの一部になっています。現在、これらのフルハイトドアに関わる技術や意匠は多くの特許を取得しています。

仕様

サイズ:H2,400mm/H2,600mm(天井高サイズ) 扉厚:36〜42mm 仕上げ:強化紙/樹脂シート/突板塗装 構造:フラッシュ構造 バリエーション:フラットパネル/ガラス

どこで購入できるか、
どこで見られるか

KAMIYA全国ショールーム/移動ショールーム「夢はこ」
KAMIYAショールーム
移動ショールーム「夢はこ」

審査委員の評価

枠無しで構成されたこのドアは、あらゆる角度で開発がなされたように思う。単にフルハイトドアと言うだけでなく、その為に必要とされる建具自体の重量、ヒンジの納め、フルハイトを活かすガラススリットと、枠をなくした事から同時に全てのパーツに可能性を感じる。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   鈴野 浩一   長町 志穂   服部 滋樹   山田 晃三  

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