GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
4K対応液晶テレビ [BRAVIA™ X9000Cシリーズ]
事業主体名
ソニービジュアルプロダクツ株式会社
分類
音響・映像機器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
15G040428
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ミニマルな幾何学形体で構成されたデザインと、最薄部約4.9mmの薄型液晶パネルにより、映像への高い没入感をかなえる4K対応液晶テレビです。画面、背面パネル、スタンドのすべてをスリム化し、映像コンテンツそのものが浮遊しているかのような佇まいを実現。使用していない時には軽やかに佇み、壁掛け時には壁から画面まで約40mmという省スペースでの設置が可能。4Kの圧倒的な映像体験を多くの人にとって身近な存在にするとともに、テレビにAndroidを搭載することで、スマートフォンとも手軽に連携できるようにするなど、これからのテレビの在り方をプロダクトや機能そのものから見つめ直しました。

プロデューサー

ソニービジュアルプロダクツ株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 田幸宏崇

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 塩野大輔

詳細情報

http://www.sony.jp/bravia/products/KJ-X9000C/

発売予定
2015年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

W145 x H89.7 x D25.7 cm、重さ23kg (スタンド含む)

受賞対象の詳細

背景

昨今4K映像が普及しはじめ、大画面テレビによる高精細で臨場感ある映像へのニーズが高まっています。同時に、大型化したテレビの設置スペースの問題や、存在感が居住空間のインテリア性を損なうなどの課題が見え、また世界的な壁掛けニーズの高まりもあります。そこで、大型画面による迫力のある映像体験を提供しながらも、リビング空間との親和性の高いデザインを追求し、テレビの新しい在り方を提案できないかと考えました。

デザインコンセプト

極限の薄さの追求による、画を映し出す板が浮遊しているかのような、軽やかで新たなスタイルのテレビ。

企画・開発の意義

これまでテレビは高画質で大画面になるほど重厚感や質量が増し、設置できるスペースが限られがちでした。BRAVIA X9000Cシリーズは、55インチと65インチの大画面でありながら、最薄部約4.9mmの薄型化を実現。4Kテレビを従来のテレビ以上に軽やかな印象に仕上げ、さらには省スペース化や軽量化を実現。4Kの高画質による新たな体験を、より多くの人が享受できるものへと変えます。

創意工夫

ソニー独自の「エッジコーティング」技術によるフラット化と、新開発の高剛性素材を使用したパネル構造体によって、最薄部約4.9mmという圧倒的な薄型化を実現。視聴中はフレームの存在感を無くし、使用していないときは一枚の板に見えるように工夫。スタンドはアルミの押し出し加工で、構造体として限界の薄さを追求しながらも質の高い外観を実現。両端に配したスリムなスタンドで緊張感を持ってパネルを支えて画面の軽やかさを視覚的にも表現。設置面から画面部までの高さはミリ単位で調整し、より浮遊感を感じられる佇まいに。壁掛け時に壁から画面までわずか約40mmという省スペースを実現し、ケーブルマネジメントから排熱の仕組み、スタンドの固定位置まで吟味し、機能性も確保しています。また、基板などを収めた背面パネルはレザーテクスチャー加工を施すことで、スタンド設置時には360度どこから見ても美しい外観を追求しました。

デザイナーの想い

X9000Cシリーズは見た目の印象だけでなく、実際の重量も従来のテレビに比べ大幅に軽くなっています。テレビがより薄く軽くなれば、今後は天井からワイヤーで吊るしたり、空間の真ん中にパーティションのように配置したりするなど、設置の自由度が高まっていくと考えられます。大画面・高画質が特定の環境下でしか体験できなかった従来の在りかたを変え、映像による感動体験をもっと多くの人に届けられると思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Sony Design "Pure Geometry" デザインが生まれるまでのストーリー

審査委員の評価

究極のテレビのあり方は画面のみである。 そのため、テレビは技術面が進むほどに、「造形」する箇所がなくなってくる。 この製品は、その技術の進歩を素直に受け入れ、無理なく自然にデザインされている。 驚くような薄さもさることながら、すべての細部が非常に緻密に、かつ美しく仕上げられている。 薄型テレビの正当進化形と言えるだろう。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   林 信行   みやけ かずしげ   宮崎 光弘  

ページトップへ