GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電子書籍端末 [ホントポケット]
事業主体名
大日本印刷株式会社
分類
情報家電/公共用情報機器
受賞企業
大日本印刷株式会社 (東京都)
受賞番号
15G040314
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3つのボタンで全ての操作ができるので、誰もが直観的且つ誤動作も少なく読書できます。例えば、電子機器の苦手な方、ページめくりが困難な身体の不自由な方でも扱いやすくしました。また、重量配分に考慮し、片手で楽に持てるので疲れにくく、電子ペーパー採用なので目にも優しい「エルゴデザイン」。さらに、本体を収納するパッケージは本を模したデザインなので本棚にも収納しやすく、モノとして持つ楽しみもあります。電源は乾電池なので充電不要、買ったらすぐに読書できるプリインストール型の電子書籍、いわば「電子の本」です。

プロデューサー

大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 ビジネス開発ユニット 吉岡 康明

ディレクター

大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 ビジネス開発ユニット 細越 豊隆

デザイナー

大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 ビジネス開発ユニット 召田 敬

詳細情報

http://hontopocket.jp/

発売
2014年12月11日
価格

9,800円 (収録コンテンツの多寡により、商品価格も変動します)

販売地域

日本国内向け

仕様

寸法:最大144㎜×112.5㎜×21㎜ 最小:144㎜×105㎜×8.5㎜ 重量:約130g(単3電池2本含まず) 表示パネル:5インチ EInkパネル 800×600

受賞対象の詳細

背景

減少している読書人口、低迷する出版業界を鑑み、誰もが簡単に読める、新しい本のあり方を考えました。既存の電子書籍端末はメリットも多い一方、会員登録やコンテンツのダウンロード、操作や取扱いの難しさといった点で、全ての消費者が利用しやすい商品ではないと感じます。そのような、電子書籍のメリットを享受できていない消費者に、電子書籍コンテンツを提供する新しい手段として、商品開発しました。

デザインコンセプト

誰もが簡単にすぐに読書できる、3つのメカニカルkey。軽さと持ちやすさを追求したエルゴデザイン。

企画・開発の意義

電子書籍ではなく、紙の本を読みなれたユーザーから、読書に不便を感じる高齢者・身体の不自由な方も含めた、より広いユーザーに対し、「面倒な手続き」や「難しい機器の扱い」という壁を取り払い、紙の本を読む感覚でありながら電子書籍の持つメリットを享受できるような商品を提供したいという思い。電子書籍のメリットには気づきながらも躊躇していた「本好き」の方に、新たな読書スタイルが生まれること。

創意工夫

タッチパネル式を採用せず、シニアでも操作しやすいボタン式にした。ボタンの数も最小限の3つに抑え、左右(主にページめくり)の横長ボタンと、真ん中の丸ボタン(決定時)で全ての操作を直観的にできるよう工夫。小型、軽量でかつ、下部の電池収納部分を有効活用することで、持ちやすく、長時間読んでも疲れないデザイン。フラットで四角いため、持つ所がない従来の電子書籍端末は、手や肩が疲れやすいことを考慮。インクルーシブデザインの観点から、高齢者・障がい者に対するユーザーテストを実施し、見易さ、操作性において高い評価を得た。タッチパネルではなくシンプルなボタン操作は弱視・全色盲の被験者からも非常に高い評価を得た。

デザイナーの想い

ホントポケットという商品名にもあるように、ポケットに気軽にポンッと入れて、持ち歩けるようなものしたい。他のデバイスでありがちな、いかにも「電子機器」という重厚な質感をあえて出さず、かわいさのあるアクセサリーグッズのようにユーザーには感じて欲しい。そして、誰もが簡単に読める「新しい電子書籍のカタチ」を世に示したいという気持ち。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

丸善丸の内本店・丸善日本橋店・ジュンク堂書店池袋本店・ジュンク堂書店大阪本店
honto pocket(ホントポケット)

審査委員の評価

コンテンツがあらかじめプリインストールされているという電子書籍の新しいあり方の提案は、高齢者やネットに不慣れな人には使いやすいものである。 また、プリインストールされている内容も、紙媒体ではかさばってしまうような全集が用意されている点も商品価値を伝えやすくて良い。 乾電池を利用する点も、より簡単でわかりやすく、世界共通で使えるものである。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   林 信行   みやけ かずしげ   宮崎 光弘  

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