GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
手織り絨毯 [GOSHIMA絨毯【SIPPOU】]
事業主体名
三方舎
分類
店舗内装設計・インテリア・公共空間
受賞企業
三方舎 (新潟県)
受賞番号
15G020181
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

西洋様式の居室が多くなるなか、日本人らしく『床の上で過ごす』ためにじゅうたんに求められる役割が増えています。機械織りの絨毯や西洋デザインの絨毯ではなく、日本人らしい、日本の暮らしに合う絨毯の開発を目指し日本人デザイナーとモロッコの絨毯工房が協業して開発し生まれたのがGOSHIMA絨毯です。上質な羊毛を使用することで一年を通して楽しめる快適性や、天然素材の利点である汚れにくさ、丈夫さなどの特徴が、『座る』『横になる』『寛ぐ』といった日本人らしい暮らし方を実現してくれます。また、使うほどの風合いを増すその素材感は経年変化を生み、その耐久性は100年以上といわれています。

プロデューサー

三方舎代表 今井正人

ディレクター

風の壺と羅針盤 高橋トオル、小林あかね

デザイナー

ツムジグラフィカ代表 高橋トオル

デザイン事務所ツムジグラフィカ代表 高橋トオル

詳細情報

http://www.sps-i.jp

発売
2014年4月
価格

67,000 ~ 910,800円

販売地域

日本国内向け

設置場所

三方舎書斎ギャラリー、 GOSHIMA SHOP in ボー・デコール新潟

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

幸せを八方に広げるというモロッコ伝統柄「ゼリージュ」に、日本人の暮らしに馴染む日本人の感性を融合。

背景

途絶えかけていたモロッコの絨毯技術を危惧する現地の人々と、日本で新たな絨毯文化を創造しようとする三方舎が協同ではじめたプロジェクトがきっかけです。 モロッコは様々な文化の交流地であり、色彩あふれる地域性に潜在的な魅力を感じ、また寒暖差の激しい気候がもたらす上質な羊毛で絨毯を製作したいと思いました。

デザイナーの想い

モロッコの色彩を大切にし、草木染めの技法を用いた最高品質の羊毛を、モロッコ王室御用達の工房の高い技術で一枚一枚手織りで織り上げています。モロッコの伝統と、日本の感性を調和は、日本の住居と気持ち良く馴染みます。

企画・開発の意義

家族が集まるリビングに敷かれた絨毯は、何十年もの間すっとその家族の歴史を見守り続けてくれます。楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと。写真でも日記でも記録できない家族の風景を絨毯はずっと見守り続けてくれます。そんな絨毯の価値や文化をこの先も日本人の中に残すために日本の暮らしに馴染む絨毯を提案します。

創意工夫

モロッコ南部のイマシン村で行われている「じゅうたん復活プロジェクト」からの依頼を受け同プロジェクトに参加しました。途絶えかけた絨毯産業を復活させ、雇用を生み出し、村の整備に繋げるという、作り手の役割を通して社会に貢献していく事業でありました。現在はイマシン村でのプロジェクトから発展し、首都ラバト近郊でモロッコの絨毯専門家や王国御用達の絨毯工房に日本人デザインを登用して質の高い絨毯づくりを進めています。世界に誇る絨毯を生み出すために、その土地にはないきめ細やかな羊毛の使用や自然染料を用いた染め方、一つの文化に捕らわれない豊かなデザイン性などの指導には力を注ぎました。また、日本人にとって大切な『床に座る』という生活様式に適するよう、絨毯の厚みは約3cmとして快適な座の暮らしを楽しむことができます。

仕様

【素材】モロッコ・アンチアトラス山脈産上質ウール100% 【染料】天然の草木染め(一部化学染料も使用)【厚み】約3cm【仕様】モロッコ王室御用達の絨毯工房とモロッコの絨毯専門家とアートギャッベ初代選定人今井正人が手掛ける世界最高品質の手織り絨毯

どこで購入できるか、
どこで見られるか

GOSHIMA COLLECTION
goshima online shop
三方舎HP

審査委員の評価

一目で惹かれる。 説明を聞いてなお惹かれる。 黒い羊と白い羊の毛であると聞いてなお惹かれる。 それが日本の床で暮らすという様式の復活を望んでいるというのであれば、それは壮大で実に素晴らしい企みである。

担当審査委員| 重野 貴   遠山 正道  

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