GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
モバイルミニキーボード [reface]
事業主体名
ヤマハ株式会社
分類
スポーツ・アウトドア/レジャー・ホビー・園芸用品
受賞企業
ヤマハ株式会社 (静岡県)
受賞番号
15G010130
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本格的な演奏と音作りが気軽に楽しめる、ミニキーボードのシリーズ。アナログシンセサイザー、デジタル(FM)シンセサイザー、エレクトリックピアノ、エレクトリックオルガンの4モデルがあり、それぞれ定評のある往年のヤマハ製品から適用された、個性的なサウンドとインターフェースを特長としている。

プロデューサー

ヤマハ株式会社 楽器開発統括部電子楽器開発部DE開発グループ 山田祐嗣

ディレクター

ヤマハ株式会社 デザイン研究所 川田学、 勝又良宏

デザイナー

ヤマハ株式会社 デザイン研究所 勝又良宏

詳細情報

http://yamaha.com/reface

発売予定
2015年9月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

■ラインナップ:reface CS, reface DX, reface YC, reface CP。計4モデル。■寸法・重量(4モデル共通):W530 × H60 × D175 mm・1.9 kg(電池除く)

受賞対象の詳細

背景

PC上で演奏/編集が出来る音楽ソフトが音楽制作に革新を起こしたが、一方で実際に操作子に触って音作りをする、本来のシンセサイザーの演奏性に改めて注目が集まってきている。同様に往年のエレクトリックピアノ、エレクトリックオルガンもその存在感ある音色、操作性に根強い人気がある。もしこれらの実体的な価値を存分に、そしてもっと手軽に提供できれば、さらにこの楽しみ方が広がるのでは?と考えた。

デザインコンセプト

インターフェースがその楽器の個性/特長を表現する、手軽さと本格的な演奏性を兼ね備えたミニキーボード。

企画・開発の意義

その楽器に相応しい、その音色に見合ったインターフェースは、直感的な操作性をもたらす。また汎用性が無いことがむしろ創造性を挑発する。refaceは、それらを気兼ねなく演奏できるサイズに落とし込むことで、本格的な演奏と音作りを気軽に楽しむ機会を創り出し、多機能キーボードでは得ることの出来ない価値を提供する。

創意工夫

インターフェース、特に操作子のタイプとその形状は念入りに吟味した。それぞれ自社製品をモチーフとしながらも、白鍵盤の間隔を基準に操作子の大きさとレイアウトのルールを作り、それに適合するようにそれぞれのモデルをデザインすることで、シリーズが無理なく成立するようにした。また高品質なスピーカーもコンセプトを具現化する重要な要素であるが、操作パネル上に精密な抜き穴を施し、さりげなく主張するデザインでそれを表現した。共通の筐体デザインは、どのモデルに於いても違和感の無いいシンプルなフォルムを見出すことで、それぞれのインターフェースの個性を際立たせている。鍵盤も操作子同様にこだわり、このサイズでの最高の演奏性を目指して新規にデザインし、弊社従来のミニ鍵盤に対して外観でも10ミリ長くしたことが、副次的にデザインにエレガントさを与え、本格的な演奏性を予感させるデザインとなっている。

デザイナーの想い

いつも身近にいて、持っていること自体がうれしくなる存在。 なんとなく触っているうちにいつの間にかのめりこんでしまう、コンパクトなサイズに音作りの楽しさを凝縮した、思わず触りたくなるような魅力的なデザイン。 往年の楽器が備えていた魅力を新鮮に感じ、単なるノスタルジーにはとどまらない、むしろタイムレスな価値を通じた、自分だけのサウンドを奏でるよろこびを体現したかった。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ヤマハミュージックリテイリング銀座店などの楽器店
reface concept site

審査委員の評価

PC上であらゆる音楽が構成可能になる中で、エレクトリックピアノやオルガン、シンセサイザーなどのアイデンティティをほどよく持ったキーボードシリーズとして、趣味性の高いユーザーに歓迎されるであろう好企画だ。インターフェイスにはその楽器がまとって欲しいテイストがしっかりとデザインされている。セカンドキーボードとして使えるサイズで、ミュージシャンの道具としての機能性も意識されている。デザインの整理と実現が高度だ。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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