GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ものづくりデザイン賞

受賞対象名
野球バット [レボルタイガー]
事業主体名
美津和タイガー株式会社
分類
スポーツ・アウトドア/レジャー・ホビー・園芸用品
受賞企業
美津和タイガー株式会社 (大阪府)
受賞番号
15G010094
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

グリップが楕円形になっており、底部に角度が設けてあるバットである。これにより従来のバットより手の密着度が増し、自在なバットコントロール、スイングスピードの向上が可能となる。また、打撃時の衝撃による有鉤骨、尺骨神経への負担が軽減され、より安全なプレーをサポートする。軟式、硬式を問わない為、ジュニアからプロ選手まで幅広く使用できる。バットの歴史約150年の円形グリップに対し、楕円形のグリップはバッティングの次世代を拓く革命バットといえる。

プロデューサー

美津和タイガー株式会社、米国バーデン社

ディレクター

美津和タイガー株式会社

デザイナー

ブランコグラフィックス 久米良親

詳細情報

http://mitsuwa-tiger.com/

発売
2014年8月
価格

9,180 ~ 30,240円 (少年用〜一般用)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

人間のポテンシャルを引き出し、より快適なプレーを体感できるデザインであること

背景

バットにはボールを遠くに飛ばす性能が求められているが、近年、素材によって反発係数を上げることだけがフォーカスされ、バットにボールを当てれば飛ぶという事から本来のバッティングフォームが軽視され、指導者から基本がなっていないと声が聞かれている。また、円形グリップによる有鉤骨の損傷など、打球衝撃による故障が起きている現状を踏まえ、米国バーデン社と共に新グリップ搭載のバットを開発した。

デザイナーの想い

このバットはスイングスピード、バットコントロールの向上、手の怪我の防止など従来のバットより快適なプレーをするためにデザインした。”打つ” ”当たる”を実感することで、プレーする喜びを感じていただきたい。素材に頼らず人間の持っている力、感性を引き出すこのデザインによって、野球が楽しいと感じるきっかけに出来ればと思う。

企画・開発の意義

バットとの一体感は、バッティング技術の向上、ボールカットや選球、戦略戦術、さらに手の傷害を低減させる領域まで影響力を発揮する。このグリップを握った瞬間から、打撃の基本が身に付き老若男女問わず野球本来の楽しさを肌で感じる価値が生み出される。

創意工夫

スイングエネルギーを無駄なくバットに伝え操作性を上げるため、手のひらとグリップが隙間なく密着するよう楕円形に設計した。グリップエンドの突起による有鉤骨付近への衝撃、摩擦、手首の可動制限などは、底部に角度を設け、押し手部(右打者の場合右手)を円形にすることで軽減された。身体とバットが一体になることにより、パフォーマンスの向上が可能なアイテムとなった。

仕様

少年軟式用:長さ:68~81cm 径:64mm~68mm 重量:400~640g平均 素材:スカンジウム  少年硬式用:長さ:77~81cm 径:67mm 重量:740~780g平均 素材:スカンジウム 一般軟式用:長さ:82~85cm 径:68mm 重量:610~770g平均 素材:スカンジウム 一般硬式用:長さ:82~85cm 径:68mm 重量:900g以上 素材:スカンジウム、木、竹

どこで購入できるか、
どこで見られるか

当社HP、スポーツ量販店、野球専門店
美津和タイガー株式会社 ホームページ
レボルタイガー 解説映像

審査委員の評価

バットの形状に対する固定観念から離れ、人間工学的な進化を志向したバットとして大いに評価できる。多くの競技団体から公認を取り付けながら、製品の可能性を追求する姿勢も立派だ。バットのデザインの転換点になる可能性を孕んでいる。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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