GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
学習支援ボード [ライトモア]
事業主体名
issue+design/ hakuhodo i+d
分類
教材・教育用品
受賞企業
issue+design (東京都)
佐川ものづくり大学 (高知県)
hakuhodo i+d (東京都)
受賞番号
15G010079
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「WRITEMORE」とは、「勉強したくなる机」というコンセプトで開発した学習支援プロダクトです。人がものを書く際にペン先と紙が摩擦して生じる筆記音を増幅して書き手に伝えることで、人の聴覚を刺激し、人、特に子どもたちが文字や絵を描く際の継続意欲や作業効率、学習への楽しさを高めていくことができます。東京大学苗村研究室(苗村 健教授:JST CREST「局所性・指向性制御に基づく多人数調和型情報提示技術の構築と実践」研究代表)が開発した筆記音の強調フィードバックが筆記作業に与える効果に関する研究を博報堂研究開発局の協力のもと、このプロダクトに応用致しました。

プロデューサー

筧裕介

ディレクター

堀見和道、金ジョンヒョン、小菅隆太

デザイナー

杉山ユキ、関根友美子、小野直紀、川合翔子、小笠原健

詳細情報

http://issueplusdesign.jp/writemore/

発売予定
2015年10月
価格

10,800 ~ 20,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

聴覚を刺激し、子どもたちが文字や絵を描く際の継続意欲や作業効率、学習への楽しさを高めます

背景

モノを書くと言う「目(視覚)」と「手(触覚)」だけで行われていると思われがちな文字を書くという体験に「耳で書く音を聞く」ことを加えることで筆記体験が大きく変わります。5つの感覚が互いに交わり相互に作用しながら感覚は生れています。このような感覚の仕組みがクロスモーダル(感覚間相互作用)と呼ばれ、得る感覚や体験そのものを自由に設計できるものづくりやサービスデザインに活かせるとして近年注目されています。

デザイナーの想い

幼少期に、文字を書く、絵を描くという体験に「面白さ」を感じてもらうことで、勉強や芸術活動への前向きな第一歩を後押しし、子どもの創造性をはぐくむことを目指しました。義務化された書く、描くから、「かくをたのしむ」へ。

企画・開発の意義

【かくをたのしむボード「Write More」】カリカリ、サラサラ、ガリガリ。文字を書くときに発する音である筆記音。東京大学苗村研究室によると、この音が大きくなると、人は集中力が増し、書くことに快感を覚え、美しい線や文字を書けるとのこと。この研究成果を活かして、子どもが楽しく、集中して「あいうえお」を学べる勉強キットを開発しました。

創意工夫

クロスモーダル(感覚相互作用)の最先端研究を行っている東京大学苗村研究室の「筆記音(聴覚)」の拡大フィードバックが人の「書く」行為の効率性、創造性を向上させるという研究成果を子ども向けに実用化しました。また、キーデザインには、Write Moreの頭文字と、筆跡を想起させる「w」を採用し、プロダクトの中で重要な役割を担う「スピーカー」として意匠を施しました。

仕様

【本体寸法】390x270x10-18mm【動作環境】リチウムコイン電池3.0V 2個

審査委員の評価

感覚相互作用研究を応用し、書く行為に音という要素を加えている試みを評価したい。書く・描くことの楽しみを増幅させ、こどもたちの創造性をかき立てることを期待する。楽器として使っても楽しそうだ。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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