GOOD DESIGN AWARD

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2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
カレンダー [もしもカレンダー]
事業主体名
秋山慎治
分類
文房具
受賞企業
株式会社バケット(旧社名 株式会社トゥーンライン・コーポレーション) (東京都)
受賞番号
15G010074
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

自分に“もしも”のことがあって、自分自身のことについて判断ができなくなると「治療方針」、「延命方針」などの重大な決断を家族がしなければならなくなります。このもしもカレンダーは、そういった状況に陥った時、自分はどうしたいかを事前に記しておくことができます。また、カレンダーを常に飾っておくことで、もしもの時をタブーにせず、家族と話し合うきっかけを作ります。このことが、“もしも”の時、家族を守ることにつながります。

プロデューサー

秋山慎治

ディレクター

秋山慎治

デザイナー

星子卓也

詳細情報

http://moshimo-calendar.jp/

発売
2014年12月
価格

1,800円

販売地域

日本国内向け

仕様

カレンダー部分サイズ:縦 210mm×横 297mm(A4サイズ) 台紙部分サイズ:縦 240mm×横 297mm

受賞対象の詳細

背景

プロデューサーの実体験に基づいています。祖母の延命治療方針を巡り、家族の意見が大きく食い違いました。その時感じた「祖母の意見はどうだったんだろう」から、今まで無意識に死をタブーにしていた慣習を変える手助けをしたいと感じ、企画がスタートしました。今後の多死社会、医療費の高騰など、お互いの死生観をオープンにすることで解決できる課題は多いと感じています。

デザインコンセプト

カレンダーは圧迫感を与えないシンプルなデザインに、ロゴは恐怖感を与えない親しみやすさを意識しました。

企画・開発の意義

もしもカレンダーは、自分に“もしも”の時が来たとき、家族を守るカレンダーです。人の終末期、自分で判断ができない状態になると、家族はその人の人生にとって重要な判断を医療機関などから求められ、それが重い心の負担になってしまいます。 このカレンダーを通じて自分で能動的に終末期についての意思表示をし、家族と話すことで家族を守ることができる。その重要性を提案しています。

創意工夫

「1年単位で更新する」「常にオープンに掲示して皆がそのことを意識でき、話あえるきっかけを与えられるようにする]という目的から、カレンダーという媒体を選択しました。 カレンダーの最後のページを開くと、自分の終末期についての希望が入力することができます。この内容は、亡くなられた流通ジャーナリストの金子哲夫さんの奥さま、金子稚子さんと共同企画をし、実際に遺族経験者が医療機関などから、家族が判断を求められる内容に厳選しました。また、入力用紙の一部が下部にタブのようにはみ出した形状から、このカレンダーが「もしもカレンダー」であることが誰にでもわかるようになっているところから、家族の間のコミュニケーションが生まれることを想定しています。

デザイナーの想い

自分の死と向き合うのは、1年のうち1度くらいでいいのではないでしょうか。常に死というものにとらえてしまわないように、カレンダーや表紙のデザインは圧迫感を与えないシンプルなデザインにしています。「もしもくん」ロゴは、将来関連する考え方を持つプロダクトに使ってもらえるよう、普遍的なアイキャッチになるようなデザインにしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

もしもカレンダー公式ストア(ECサイト)
もしもカレンダー公式ストア
もしもカレンダー公式サイト

審査委員の評価

もしもの時のために、延命治療の方針など、自分の意思をあらかじめ整理し、家族が共有できるカレンダーの一部として記しておく製品。年に一度、自分の考えを確かめ見直すサイクルとしてもカレンダーは適していて、適材適所のデザインがなされている。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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