GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マグネットクリップ [ホールド.]
事業主体名
プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー
分類
文房具
受賞企業
プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー (東京都)
受賞番号
15G010054
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

磁石面にゴム素材(ホールド.ラバー)を配置することで、挟んだものを壁面にキープする「保持力」が約2倍にアップ(当社従来品比)。分厚い書類や冊子類も、ずり落ちずにしっかりキープすることを可能にしたマグネットクリップ。クリップは、テコの原理により「軽い力」でも開けやすく、ゴムを配置したことで手のあたりも「ソフト」。強力なクリップ力を保ちながらも、使いやすさにも配慮した優しい設計となっている。丸みのあるラウンドフォルムとパールカラーの多色展開により、オフィスにも家庭にも馴染む、スタイリッシュなデザインを追求している。

プロデューサー

プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー マーケティング本部 福田瑞穂

ディレクター

プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー マーケティング本部 芦野早苗

デザイナー

ヒューマンコード・ジャパン株式会社 伊丹由和+プラス株式会社 ステーショナリーカンパニー ⽣産・技術統括本部 R&D本部 松下東悟

詳細情報

http://bungu.plus.co.jp/sta/news/150422/index.html

発売
2015年5月
価格

420 ~ 460円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

●保持力:Lサイズ:約130枚/Mサイズ:約90枚を保持(A4コピー用紙64g/㎡をクリップに挟んで、スチール面に貼りつけた場合) ●Lサイズ:幅47×長さ48×厚さ29mm / Mサイズ:幅40×長さ40×厚さ23mm

受賞対象の詳細

背景

開く、挟む、とめる、外す、と日々動かすことの多いマグネットクリップ。 にもかかわらず、「クリップが重くて開く時に手が痛い」、「重いものを挟むと壁からずり落ちる」、「デザインが事務的で画一的」など、ユーザーには多くの不満がみられることが判明した。そこで、「”強力”なのに、”軽い力”で使える」という矛盾する要素を両立し、デザイン性にも配慮した新しいマグネットクリップの開発に着手した。

デザインコンセプト

基礎文具をゼロから見直し、オフィスに限らず家庭でも広く使えることを提案する、文房具のポストベーシック

企画・開発の意義

「総合満足度」を意識している。壁面への「保持力」を高めるために”磁力”を上げていくと、逆に壁から取り外しにくくなってしまう。しっかりと「挟む力」を高めるために”バネ”を強くすると、逆にクリップが重く開けにくくなってしまう。そこで、従来部品である磁石やバネには頼らずに、保持力や挟む力を上げる新発想として、ラバーやテコの原理に着目。「たっぷり挟んでもずり落ちず、手にも優しい」という総合力を実現した。

創意工夫

■ゴム素材(ホールド.ラバー)について:素材、デザイン、サイズ、配置等、さまざまな要素について考慮、設定することで、保持力アップが実現している。設計や精度によっては、ゴム素材が磁力を邪魔して、逆に保持力を落とすリスクがある。また、ゴムの配置を上部に設定することで、強力さを保ちながらも、クリップを開く時には手に優しく、壁面からは外しやすいという効果も生んでいる。■バネの位置について:テコの原理を活用し、バネ位置を設定することで、クリップを開ける時の「軽さ」を実現。ただし「軽さ」を追求しすぎると「挟む力」が弱まるため、軽さと挟む力を両立させる最適な位置を設定している。■形状(ラウンドフォルム)について:全体に丸みがあり、且つ四隅の角がない形状は、手のあたりも、見た目にも優しいという効果をもたらしている。

デザイナーの想い

金属製のマグネットクリップは古くからあるオフィスの定番品ですが、安全性やデザインに配慮することで、家庭内でも非常に便利なツールとなります。本製品もその視点から、角・バリの処理や、発色の良いカラーリングを施すことで、家庭の冷蔵庫でも安心して使えるよう仕上げました。これにより、レシピ本を開いたまま挟んで料理する、ノートやキッチンペーパーを挟むなど、本製品の保持力が活きる新たな使い方の提案をしています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の文具店、百貨店、量販店など

審査委員の評価

このマグネットは紙の挿入時にクリップがずり落ちる問題の解決を試みた。このクリップの背面上部にはホールドラバーが設置されており、それがずり落ちを防止している。バネ部の開きもスムーズで、保持可能な紙の量にしては比較的軽量である。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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