GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
田舎発信型 縁づくりコミニケーション [大間町・あおぞら組のまちおこしゲリラ活動]
事業主体名
あおぞら組
分類
都市づくり、地域づくり、コミュニティづくり
受賞企業
Yプロジェクト株式会社 (青森県)
受賞番号
14G141205
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大間はマグロ一本釣り漁が自慢のコテコテの漁師町。【マグロ一筋】を旗印に、本州最北端という地理的ハンディを突き抜け、町民総スター参加でのゲリラ的な世界発信を仕掛ける。大間を発信するためのメディアであり、ふるさとを威張るためのツールであり、縁をつくる仕掛けとなるのが、われわれの商品である。この商品を触媒として、カラ元気と笑いをもって、人と人、人と大間の結びつきを増殖させていくプロジェクトである。

プロデューサー

あおぞら組 島康子

デザイナー

あおぞら組+古川デザイン室 古川たらこ

詳細情報

http://oma-aozora.jp/

利用開始
2002年8月14日
価格

2,052 ~ 205,000円

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「この足元が、世界の中心ぢゃい!」明るく潔く徹底的に、ふるさとを威張ろう。広げよう。つながろう。

背景

最果ての地、はじっこ、僻地。大間町民はずっと「本州最北端の呪縛」にとらわれていました。しかしインターネットが世界の点と点をつなぐ時代が始まり、このふるさとが世界の中心だと思えば、そこが世界の中心になると確信。インターネットを武器にしながら、ふるさとを威張りやすくしてくれるツールがあれば、田舎<都会の物差しを変えられるだろうと考え、2002年に「マグロ一筋テーシャッツ」を開発しました。

デザイナーの想い

子どもの頃から何かと思いこんでいた、都会:かっこいい 田舎:かっこわるいという価値観からの開放。あるいは、すべての田舎に生まれ育った人や故郷を欲しいと思っている人たちへの「自分たちが生まれ育った場所をもっといばるべし!自分たちが思っている以上に、そこには素晴らしい何かがあるんだして!」というエールでありアジテーションです。

企画・開発の意義

商品を通して漁師町の意地や誇りを、町民自らがおもしろがって発信し始める。それを見て共感した(感染した)人がファンになって、大間とつながる。ふるさとを誇る気持ちが人の心を元気にし、そのパワーが人のつながりの中で増殖していくこと。

創意工夫

◎町民スター化大作戦:マグロ漁師はもちろんのこと、ウニ漁師やらジジ漁師、高校生から消防隊員。町民総参加で販促のポスターやチラシを作成。町民スターたちを大間町内のあちらこちらに露出させる。 ◎Tシャツで増殖するゾーショッカー:どこで着てくれたかの証拠写真を送ってもらいネット上で公開。どこかでやらかしたい気持ちの連鎖をつくる。 ◎マグロのぼりの里帰り:ミニマグロのぼりの全国のオーナーに呼びかけ、毎年10月のマグロ漁期に合わせて里帰りさせてもらう。大間との縁が続く。 ◎大漁旗トレーサビリティ:古い大漁旗をエコバッグなどで甦らせる大漁だべさグッヅ。QRコードで大漁旗の持ち主だった漁師の情報が読み取れる。

仕様

【マグロ一筋】ロゴがプリントされたTシャツ、鯉のぼりならぬ「マグロのぼり」、古い大漁旗を使ったエコバッグなどの商品を触媒としたコミュニケーション

どこで購入できるか、
どこで見られるか

青森県大間町
あおぞら組のなまなま大間通信
Yプロジェクト株式会社
マグロ一筋通販部

審査委員の評価

本州最北端に位置する大間町。マグロの一本釣りで有名だが、漁のみならずまちを元気にしようと自らをまちおこしゲリラ集団と称してまちづくり活動を行っている「あおぞら組」の活動。その精神は仲間と共に自分たちが面白いことを自分たち流に勝手にやり通すという姿勢を貫く。また商品をまちの発信ツールと捉え、マグロ一筋Tシャツ、ノナティー、マグロのぼりなどのユニークな商品を開発し活動資金に充てている。その姿勢に共感した人々が商品を購入し大間町と繋がっていく。まちづくりに一番大切な事はそんなまちを愛する心、そして覚悟とパワーではないだろうか。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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