GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コミュニティ形成支援 [フォレストシティビックバンド 音楽を通じて行う街づくり]
事業主体名
三菱商事株式会社+野村不動産株式会社
分類
都市づくり、地域づくり、コミュニティづくり
受賞企業
三菱商事株式会社 (東京都)
野村不動産株式会社 (東京都)
株式会社ヤマハミュージックジャパン (東京都)
受賞番号
14G141203
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「森のシティ」は事業主である三菱商事および野村不動産により居住者の“みらいのふるさと”を育むことをコンセプトとして複合再開発された千葉県・新船橋駅前の約1500世帯・4500人の街である。日々の文化的な活動を積み重ねにより「その街らしさ」を住民自らが育むことを意図し、街づくりの取り組みの一環として音楽を導入した。ビックバンドの運営支援は「オトマチプロジェクト」の実績が多彩なヤマハが行った。 平成25年5月に音楽活動をスタート。当初の参加メンバーは小学6年生から60代まで幅広く集まり、音楽が好きという思いで繋がっている。純粋に音楽を楽しむことを通じて、街の文化として根付く活動を行っている。

プロデューサー

三菱商事株式会社 開発建設本部都市開発事業部長 高橋澄人、遠島大己、茂木遼平+野村不動産株式会社 住宅事業本部 商品開発部長 三井宏友、曽田朋恵

ディレクター

株式会社ヤマハミュージックジャパン 事業開発部  音楽の街づくり推進課 マネージャー佐藤雅樹、プロデューサー 岩崎勝

デザイナー

サックスプレーヤー 多田誠司+フォレストシティビックバンド

詳細情報

http://jp.yamaha.com/sp/services/otomachi/cases/forestcity/concert.html

練習開始
2013年6月12日
設置場所

ふなばし森のシティ(千葉県船橋市)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

居住者自らが楽しみながら街の文化を育むこと。他の居住者も活動を楽しむ機会を得られること。

背景

震災以降、コミュニティの価値が見直しされている。約1,500世帯の居住者が住まう複合再開発を行うにあたり住民参加型のコミュニティ形成支援が望まれた。また船橋市はブラスバンドが盛んであることから、幅広い世代が暮らす街で人と人が垣根を超えて楽しめ、街の文化を創造できる活動として、音楽を通じての街づくりを企画した。音楽は生涯楽しむめる文化活動であり、人と人がつなげる力があると信じている。

デザイナーの想い

はじめから街づくりを行うことを目的として集まるのではなく、 楽しみを共有した結果としてコミュニティが醸成され、街の個性、その街らしさになりが生まれることを目指した。街に文化が生まれ、それが根付くと、街に愛着が生まれ、ビックプライドが醸成される。メンバーからも、集まって活動する楽しさや、街の活動として定着させたいという声を聞く。活動を通じて音楽が持つポテンシャルの高さを信じている。

企画・開発の意義

コミュニティ形成支援として街づくりを目的として集めるのではなく、 楽しみを共有することからスタートし、結果としてコミュニティが形成され根付くプロセスを重視した。楽しみながら集う活動の積み重ねが、街の個性、その街らしさを育み、街の文化を創造していく。街に文化が根付くと、愛着が生まれシビックプライドが醸成される。誰もが楽しめる音楽が持つ力を信じて活動を企画した。

創意工夫

活動を継続発展させるために、参加者に経験がなくても気楽に始められること、音楽を楽しむことを念頭に活動を支援。また事業主は、クラブハウス内に音楽スタジオを設けており、現在パート練習で利用されている。 また事業主は森のシティ街づくり協議会の立ち上げを行い、協議会を通じてバンドの活動が街に根付くよう組織的支援を行っている。 おとまちプロジェクトの実績があるヤマハが3年間バンドの運営支援を実施。指導者を招いて月に2回、年間30回の練習日を設けている。 さらに活動のモチベーションをあげるために、練習した成果を発表できる場の提供に努め、目標を持って活動できる仕組みを構築している。結成して半年後にはバンドリーダーを決定、会場予約や、他ジャスコンサートへの視察など自主的に実施。3年目以降の活動につなげられる活動を行っている。

仕様

ふなばし森のシティ(千葉県船橋市)内の、プラウド船橋とプラウドシーズン船橋森のシティの居住者を対象としたビッグバンド。集合住宅の事業主である三菱商事および野村不動産が活動を支援し、ヤマハがバンドの運営支援業務を担当。平成25年5月からバンドメンバーを募集、半数が初心者という状況下同年6月から活動を開始。平成26年6月現在メンバーは20名、中学生から60代まで世代を超えて参加している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ふなばし森のシティ
音楽の街づくりプロジェクト フォレストシティビックバンド

審査委員の評価

もともとブラスバンドが盛んである地域であることをきっかけにした、約1,500世帯が住まう複合再開発地区の音楽を核にしたまちの文化活動である。事業主や音楽企業が支援してスタートするが、新たまちで誰でも参加出来る地域のビッグバンドという仕組みづくりと、音楽が持つ魅力と楽しさが多くの人を引き込んでいく。それが継続していく事でプライドとなり、その地域らしさとなっていくところが素晴らしい。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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