GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
地域活動 [マイタウンマーケット]
事業主体名
マイタウンマーケット実行委員会
分類
都市づくり、地域づくり、コミュニティづくり
受賞企業
マイタウンマーケット実行委員会 (福島県)
受賞番号
14G141186
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

仮設住宅のなかに「手づくりの町」をつくる文化行事。 仮設住宅の集会所で2m四方のカラフルなゴザを編む作業をはじめ、それら手製のゴザを組み合わせた上に思い思いの「町のパーツ」を簡易的に設え、それらが市場のように立ち並ぶことで「手づくりの町」があらわれる。1日のイベントとして定期開催し、仮設住宅のなかに映画館、バス停、カフェ、役場、美術館、銭湯、プラネタリウム、テレビ局など多様な「町」の姿をつくりだしてきた。大きな震災を経験しふるさとの再建を余儀なくされた土地で「マイタウンマーケット」を地域行事として育むことを通して、町について思考し創造する力を次の世代の生きる技術としてポジティブに伝承する。

プロデューサー

マイタウンマーケット実行委員会+北澤潤八雲事務所 北澤潤

ディレクター

マイタウンマーケット実行委員会

デザイナー

マイタウンマーケット実行委員会+YUTO HAMA DESIGN 濱祐斗、山口真生

詳細情報

http://www.mytownmarket.net

活動開始
2011年5月
販売地域

日本国内向け

設置場所

福島県相馬郡新地町 小川公園応急仮設住宅

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

《マイタウンマーケット》は、仮設住宅の中に一日限りの「手づくりの町」をつくりだす文化行事です。

背景

《マイタウンマーケット》は、現代美術家の北澤潤が発案し福島県相馬郡新地町災害ボランティアセンターの生活支援プログラムとして2011年5月にはじまりました。仮設住宅入居直後から集会所を拠点に「2m四方のカラフルなゴザをつくる恊働作業」を行うことで人が集まる機会を生み、出来たゴザをベースに子どもと大人が一緒に「一日限りの手づくりの町」を作りだすイベントを開くことで仮設住宅に賑わいを創出してきました。

デザイナーの想い

仮設住宅で暮らす子どもたちや家族は同じ移転地に転居するため、マイタウンマーケットを通して育まれたコミュニティが今後移転地でのコミュニティの基盤となります。マイタウンマーケットが新地町の震災の記憶と復興へ向けて自ら活動した町民の姿を伝える地域の文化行事として継続してゆけるよう準備を進めています。

企画・開発の意義

「町をつくる」というテーマから生まれる多彩な「町」の要素は、新地町に元からあるものもあれば、なかったもの、また震災によって失われてしまったものもあります。「町をつくる」というテーマやそれらを身近な素材と簡易的な造作でつくりあげることで、町の過去、現在、未来を想う気持ちを表現する場となり、子どもたちの「心の復興」を促してきました。

創意工夫

《マイタウンマーケット》は、一貫して「外部者が被災者のために行う支援」ではなく「住民自身が表現し、発信する活動」として取り組んできたため、地域内外から仮設住宅にやってくる人を子どもたちが手づくりの町で歓迎するなど、地域住民が自ら復興へ向けて考え行動する機会となっています。 また、震災直後に「カラフルな手製のゴザをつくる恊働作業」という誰でもできる簡単な活動からスタートしたため、子どもからお年寄りまで多年代の方が参加し、その後も多年代が協力して行う活動として地域に定着してゆきました。最初に、開かれた状態で「場」をつくる活動を行うことによって、その後の地域住民の主体的な活動が促されてゆきました。

仕様

地域活動

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福島県相馬郡新地町 小川公園応急仮設住宅(一年に2~3回開催)
マイタウンマーケット
北澤潤八雲事務所

審査委員の評価

町とはなにか、という、町を再発見しつつ、これからの町づくりのいわば準備体操を住民が楽しく参加する仕組みが評価されました。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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