GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
プロジェクト名 [わっとわっとプロジェクト]
事業主体名
株式会社カクイチ
分類
公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動
受賞企業
株式会社カクイチ (東京都)
受賞番号
14G141166
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「わっとわっとプロジェクト」は自社の顧客を対象に、自社製造の既設のガレージや倉庫の屋根を太陽光発電スペースとしてレンタルし、オーナーは、貸与する屋根の大きさに合わせて一定の賃料を受け取る仕組み。自ら太陽光発電システムを設置するのではないから、初期費用はゼロ。屋根という空きスペースを活用し、賃料を得た上で再生可能エネルギーの普及に貢献できる。日本全国に9万棟近くあるカクイチのガレージ「広スペースハウス」の1棟1棟の屋根に太陽光パネルを取り付けて「小さな発電所」を増やすプロジェクト。また、オーナーのメリツトも賃料だけでなく、もしもの時の非常用電源の確保やガレージ内の温度低減などがある。

プロデューサー

株式会社カクイチ 代表取締役社長 田中離有

詳細情報

http://www.kakuichi-house.co.jp/

利用開始
2013年6月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

電力単位記号「W」とオーナーと弊社が手を取り合って一緒になって万歳するWINWINの関係をイメージ。

背景

従来から直営のショールームを、地域の方に気軽に来て貰えるコミュニケーションスペースとして解放してきたが、東日本大震災を機に非常用電源の確保を目的に、80ヶ所のショールームで太陽光発電を開始した。弊社の「広スペースハウス」なら太陽光パネルを掲載しても十分な強度があることが現物でも確認出来たので、屋根という空きスペースを活用して、太陽光発電をして再生可能エネルギーを普及させていくべきと考えた。

デザイナーの想い

屋根という「空きスペースを活用する」というオーナーの決断が、再生可能エネルギーを普及させていく。そんな小さな一歩が未来につながる試みである。屋根には、ガレージや倉庫の屋根として利用するだけでなく、「小さな発電所」としての利用価値もある事を知って頂きたい。また、現在使用されている送電網に負荷をかけずに活用出来るので、発電された電力が地域に供給されるという、まさに電力の地産地消で地域貢献になる。

企画・開発の意義

ガレージの屋根を活用しての太陽光発電。屋根という空きスペースを活用し、再生可能エネルギーの普及にも貢献できる。オーナー自身が出来る小さな一歩が社会貢献に繋がる。車3台分のガレージでも沢山集まればメガソーラーにも匹敵するエネルギーを創り出す。まさにガレージが「小さな発電所」として、現在の送電網を活用しながら、オーナーの近隣地域の方々に電力が供給されるという「電力の地産地消」という新しい提案である。

創意工夫

このプロジェクトのデザインコンセプトは「W」をベースとしている。「W=(わっと)」は電力を表す単位でもあるが、笑いを表す記号でもある。そんな「W」を表す記号の意味と、オーナーと弊社が手と手を取り合って万歳しているWINWINの関係のイメージをデザインに落とし込みたかった。沢山のオーナーと出会うことで、弊社と携わる方々が「わっとわっと」と盛り上がりながら、全国に「小さな発電所」が徐々に増えていくことを思い描いた。また、屋根をレンタルする期間が20年間と長期間に亘るため、オーナーとの繋がりを感じられるデザインにしたかった。このプロジェクトは弊社の利益ばかりを追求するのではなく、賛同してくれるオーナーにもメリットがあるプロジェクトである。そして、このプロジェクトを推進することにより、今後の新しいビジネスモデルや生活インフラに成り得る可能性を広げていけるように考えた。

仕様

わっとわっとプロジェクトは自社の顧客を対象とし、自社製造の既設のガレージや倉庫の屋根を太陽光発電スペースとしてレンタルし、オーナーは貸与する屋根の大きさに合わせて一定の賃料を受け取る仕組み。1件あたりの発電量は約5〜6Kw。2014年5月末で全国に2,500件の契約実績合計で約12.5メガの発電量となる。今年度も プロジェクトは継続中。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

カクイチショールーム
株式会社カクイチ/ハウス製品

審査委員の評価

既に多く設置されている自社製品の屋根という、文字通りの新しい面に注目し、これだけの実績を民間で上げている点が評価されました。ただし、車庫自体のデザインや、設置後の景観への寄与を考慮したデザインの向上を望みます。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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