GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
学習活動 [こども新聞制作プログラム]
事業主体名
ナーサリー富田幼児園
分類
公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動
受賞企業
ナーサリー富田幼児園 (徳島県)
受賞番号
14G141160
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

園児が“こども記者”になって新聞を作るプログラムです。『取材』のページと『コラージュ』のページがあり、『取材』のページはグループワークをして自ら取材先を決め、交渉し、取材活動を行い、記事にまとめます。取材の全行程を体験することで、自己肯定感が育ち、社会性や思考力も身につきます。『コラージュ』のページは、新聞から興味関心のある記事を選び、コメントを書きます。それを手作業でコラージュして紙面に再構成します。 完成した新聞は園児全員と地域の人に向けて配布します。園児・保護者・地域の人は友達やこどもが社会の何に興味があるのかを知ります。また、制作中も制作後も、新聞記事を通して多くの会話が生まれます。

プロデューサー

落合輝紀

ディレクター

落合輝紀

デザイナー

落合輝紀

詳細情報

http://nurserytomida.com

発行開始
2012年4月1日
価格

0円 (無料配布)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

園児保護者・地域住民・教育関係者

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

興味関心の伸びる方向を制限しない。大人は興味関心を満足させるためのサポートをする。

背景

学習年齢はどんどん下がり、今や小学校に上がる前に字が読め、字が書ける子が大半を占めます。しかし何のために読み書きを学ぶのか、それを教える学習は多くありません。保育士として幼児と毎日を過ごしていると、大人社会の出来事を細かく知っている子にたくさん出会いました。こどもは社会に参加したがっているのに、おもちゃで遊ぶか、学校の勉強をするかの機会しか与えられていないのではないかと思うようになりました。

デザイナーの想い

『幼児が字を書く』ということに驚きと注目を受けがちですが、この新聞がまとまるまでにこども同士がコミュニケーションをとり、大人社会とつながり、たくさんのことを考えているという制作背景にこそ大きな教育的意義があることを伝えていきたいです。

企画・開発の意義

大人に憧れをもっている幼児を大人として接することは自発的な学習を想像以上に促します。好奇心を満たす行動が結果的に学習となっている事実が、遊びと勉強は別と分けてしまいがちな大人の考え方に再考を促します。

創意工夫

幼児が『大人』になりきるためのスイッチとして、ネームホルダーの着用、『会議』『リーダー』など大人用語の使用、起立礼の挨拶(小学校への憧れ)などを行う。タブレット端末によるインターネット動画情報の検索などもこどもの興味を惹きつけます。取材先は幼児が自分で決めますが、そのような経験は通常の保育生活をしているとありえません。幼児が電話をかけてアポイントをとるということもありえません。だからこそ幼児はワクワクして面白さを感じます。

仕様

A3カラー 5ページ〜8ページ

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ナーサリー富田幼児園
ナーサリー富田幼児園ホームページ

審査委員の評価

園児が記者になり新聞を作るプログラム。記事づくりのための取材から編集、デザインを、こどもが親や友達と協力しながら自立的におこなっていく。新聞記事をもとに子どもと親とのコミュニケーション、また幼稚園での先生、園児同士のコミュニケーションを生み出している点、そして成果物を家族や地域の人に配布する循環の仕組みが評価された。今後のモデルケースとして他の地域にも広まることを期待している。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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