GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
福島の子ども達の体験活動推進事業 [福島こども力プロジェクト]
事業主体名
公益財団法人東日本大震災復興支援財団
分類
公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動
受賞企業
公益財団法人東日本大震災復興支援財団 (東京都)
受賞番号
14G141154
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

震災以降、福島県の子どもたちは、放射能の影響で屋外活動が長期間制限されてきた。 当財団では、当初放射能の不安のない場所での自然体験プログラムを中心に支援してきたが、今後は、「復興を担う人材の育成」がより重要であると考え、多様な体験活動を通じた人材育成を目的とする様々な団体と協働し、2013年6月から「福島こども力プロジェクト」を実施している。 本プロジェクトは各団体への活動資金を支援する「福島こども力基金」と参加者及び保護者・NPO・国・自治体などと、今後のプログラムがどうあるべきかを共に考え、プログラムに反映する「福島こども力会議」で構成されている。

プロデューサー

荒井優 池田昌人

ディレクター

髙森雅和 三小田菜津美

デザイナー

髙森雅和 三小田菜津美

詳細情報

http://minnade-ganbaro.jp/katsudou/project/fkp/

プロジェクト開始日
2013年6月27日
販売地域

日本国内向け

設置場所

福島県

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「福島の復興を担う人材の育成」の為、様々な団体や行政・企業・参加者及び保護者の協同・連携を生むこと。

背景

震災後の福島県では、放射能の不安のない場所での自然体験プログラム(保養プログラム)が、様々な団体により実施されてきたが、「放射能の健康へのリスク」については様々な考え方があり、その考え方の違いが、人々やコミュニティの分断を引き起こしたのも事実であった。 我々はその分断を乗り越え、「福島の復興を担う人材の育成」を目指し、本プロジェクトを企画した。

デザイナーの想い

福島県で起きている人々やコミュニティの分断等の課題は、決して福島県だけの問題ではなく日本全体の課題である。 本プロジェクトが目指す、「福島の復興を担う人材の育成」という目的のために、異なる立場や考え方の壁を越えて様々な人々が連携するモデルケースを作ることは、福島の復興支援を通じて、「子どもを社会全体で育てる」という機運を高め、結果として日本全体の課題を解決していくことに繋がると考えている。

企画・開発の意義

異なる立場や考え方の壁を越えて、「福島の復興を担う人材の育成」という共通の目的のもとでの連携・協働を作り出し、福島県の復興に貢献すること。

創意工夫

活動資金を提供する当財団が策定した方向性に従って各団体がプログラムを実施するのではなく、以下に記す工夫を取り入れることでデザインコンセプトの具体化を行う。 1.各団体が主体的・積極的にプロジェクトに関わり、また団体間が連携できるように、 プロジェクト全体のミッションやビジョン及び活動計画を各団体と共に策定 2.各プログラムへの参加が、本プロジェクトが目指す「福島の復興人材の育成」にどの程度寄与したのかを調査する「福島こども力調査」を実施 3.参加者や保護者、NPO・団体・自治体の方々を交えて「福島の復興人材の育成」のためのプログラムがどうあるべきかを考えその声をプロジェクト・プログラムに反映する「福島こども力会議」を実施。

仕様

本プロジェクト開始から現在まで、のべ21団体と連携し、約45,000人の子ども達を対象にプログラムを実施。(2014年度実施予定分を含む)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福島県内の各プログラム実施場所
公益財団法人東日本大震災復興支援財団 活動レポート
福島こども力プロジェクト Facebookページ
福島こども力プロジェクト パンフレット

審査委員の評価

福島県が対峙している放射能の問題は、震災被害とは異質であり、解決には膨大なリソースが必要とされる。このプロジェクトでは、企業・NPO・国・自治体・有識者など21の団体が連携して大きな力となり、復興を担う福島の子どもたちの人材育成に取り組んでいる。未来を担う「子ども」にフォーカスした支援は、時間はかかるが重要な復興の基盤になるだろう。また、単発のプログラム提供でおわらず、活動が継続的に実施される仕組みになっている点も高く評価したい。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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