GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
世界地図 [オープンストリートマップ]
事業主体名
一般社団法人オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン
分類
公共用のサービス・システム
受賞企業
一般社団法人オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン (東京都)
受賞番号
14G131135
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

OpenStreetMapプロジェクトは、誰でも地図の作成・編集に参加できる仕組みを構築することで、ライセンスにとらわれない自由な地図を世界中のユーザーに提供しています。これにより、さまざまな利活用が世界中で沸き起こっている一大ムーブメントです。

プロデューサー

オープンストリートマップ財団、オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン

ディレクター

オープンストリートマップ財団、 スティーブ・コースト、サイモン・ポール

デザイナー

オープンストリートマップへの協力者

詳細情報

http://www.openstreetmap.org

プロジェクト開始日
2004年7月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

OpenStreetMapプロジェクトは、データの自由な利用と再配布を目指した地図作成プロジェクトです。OpenStreetMapのwebサイトでは地図データの閲覧・検索・ダウンロードができるだけでなく、誰でも地図の作成・編集に参加できます。世界で約200万人、国内では約4000人のユーザーによって様々な地域の地図データの入力や更新が行われています。

受賞対象の詳細

背景

一般的に地図には著作権があり、地図作成者がその権利を所有している。そのため、ユーザーが地図やデータを使うには、許諾を得たり、使用料を支払う必要がある。また、地図が整備されていない地域も世界中には数多く存在している。このことから、このような地図利用における障壁をなくし、誰でも自由に地図のインフラを使用できる社会を目指しOpenStreetMapプロジェクトは開始された。

デザインコンセプト

地図には著作権があり許諾が必要である。このような障壁をなくし、自由に地図を使用できる社会を目指す。

企画・開発の意義

OpenStreetMapは”地図のためのWikipedia”を目指し、誰でも自由に世界中の地図データを作成、編集できるシステムを提供している。そのため、地図情報の選択はユーザー自身に委ねられており、小さな集落の詳細地図などといった地域でのニーズや、災害時の状況把握など緊急を要する問題などに対しても迅速に対応することができる。

創意工夫

OpenStreetMapの地図データは一般の人々の協力があって充実する。個人ユーザーによるデータ拡充のみならず、地域コミュニティ単位で誰でも自由に地図づくりに参加できる。これらの活動は、各地域の防災や防犯、地域活性化への活用事例としても注目されている。とくに災害時には迅速な情報伝達手段として実績があり、災害時にOpenStreetMapに集約された情報は現地救援活動や復興支援に貢献している。また、オープンライセンスを採用することで、デザインや商品開発など地図コンテンツの様々な利活用にも貢献している。

デザイナーの想い

多くの地図サービスはデータ提供者側に地図情報の取捨選択権があり、作成には専門家が必要であった。OSMの創始者であるスティーブ・コーストは、「自由な地図を作りたい」という想いを出発点に活動を始め、GPSロガーやクラウドなどの技術向上により、誰でも主体的かつ自由に地図を作成できるシステムを生み出した。これは単なる地図インフラを整えるだけではなく、その地図を活用した次なる創造への繋ぎとして寄与した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ウェブブラウザ、スマートフォンアプリ
オープンストリートマップ
はじめてからのOpenStreetMapガイド

審査委員の評価

Wikipediaのようにしてクラウドソーシングで地図を作成しようというプロジェクト。世界的に成功しており品質の高い地図データが完全にオープンに提供されていることは驚異的である。防災情報の基盤など各種の応用が期待できる。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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