GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ガラス工房・販売施設 [HARIO ランプワークファクトリー]
事業主体名
HARIO株式会社
分類
ビジネスモデル・ビジネスメソッド
受賞企業
HARIO株式会社 (東京都)
受賞番号
14G131116
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

1921年創業のホウケイ酸ガラスメーカーHARIO(株)が東京・日本橋に設立したガラス工房です。2013年10月31日に開所し、職人よる手加工でアクセサリーやテーブルウェアを加工生産しています。①メーカーが職人でないと生産できない商品企画をすることで、職人の仕事をつくり職人の雇用を守り、またその加工技術の向上を目的としています。そしてその新しい技術で、新しい商品企画を計画してゆくサイクルをつくります。②日本橋にこのような場所を持つことで若い職人を集め、継続して働きやすい場をつくります。③HARIOとしては創業当時の手加工技術を絶やさず繋げていくための場所でもあります。

プロデューサー

HARIO株式会社 マーケティング本部 事業開発部

ディレクター

HARIO株式会社 マーケティング本部 事業開発部

デザイナー

HARIO株式会社 マーケティング本部 事業開発部

詳細情報

http://www.hario-lwf.com

利用開始
2013年10月
設置場所

〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町2-10

仕様

事業内容:ホウケイ酸ガラス素材を酸素燃焼で加工する技術を用い、アクセサリーやテーブルウェアを製造 敷地面積:58.42㎡ 延べ床面積:158.747㎡ バーナー台数:1階2台、2階5台+旋盤1台 所属職人:12名 ※2014年6月現在

受賞対象の詳細

背景

私達は1921年より90年の間、ガラスを作ってきました。創業当時は職人がひとつひとつ手作業により、理化学器具や食器を作っていました。のちに機械による製造を進化させ、今では工場の中に人の姿も少なくなりました。私達は今、再び原点に立ち返り、ガラス職人が丹念に作った作品をお届けしたい、また手加工の技術を次の世代に残したい、そのような思いでこの場所をつくりました。

デザインコンセプト

・職人技術の伝承 ・職人の仕事確保 ・ホウケイ酸ガラス特性を活かした手加工にしかできない商品作り

企画・開発の意義

メーカーが職人仕事にしかできない商品企画をすることで、職人の仕事をつくり、職人の雇用を守ります。それにより機械ではできない手加工による付加価値のある商品を市場に提供します

創意工夫

1.人が集まりやすく継続して働きやすいように東京都内にこのようなガラス工房を設立したこと(ガラス生地とバーナーさえあれば加工できるため場所を選ばないのもランプワークの特徴です) 2.手加工品だからと言って原価の積み上げによる高価なものとはせず、マーケットインの思想による買いやすい価格設定にし、商品を回転させ職人の仕事をつくること(作家のものではなくひとつのプロダクトとして世の中に提供する) 3.今までガラスメーカーとしてできなかった、こわれたガラスに対しての手加工による補修サービスの実現(メーカーとしてのアフターサービスの充実および顧客に対するガラス商品破損時の懸念払拭)

デザイナーの想い

機械による大量生産品とは違う、ホウケイ酸ガラスを用いた手づくりでしか生産できないガラス商品の魅力を感じてもらいたい。そして、それらをつくるためには技術を持った職人が必要だということを知ってほしい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

HARIO ランプワークファクトリー WEBショップ

審査委員の評価

消えゆくガラスの手加工技術を絶やさぬために、敢えて町中に一般の方が見られる状況を作り、職人の育成と意識向上を図っている点がすばらしい。ガラスに限らず世界的に衰退の危機にある工芸が生き残る道として、製造工程をオープンにすることで製造現場自体を観光資源化しかつ同時に商品そのものの価値を上げる取り組みとして高く評価した。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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