GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン・未来づくりデザイン賞

受賞対象名
スマートテニスセンサー [Smart Tennis Sensor (スマートテニスセンサー) SSE-TN1]
事業主体名
ソニー株式会社
分類
個人/家庭向け機器のインターフェイス、インタラクション
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
14G131111
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

テニスラケットに装着することで、ラケットのスイング速度などの情報をスマートフォンやタブレットでリアルタイムに確認できる、テニスの新しい体験価値を創出するセンサーです。独自の音解析技術を使ってショットを分析して「視覚化」することで、プレーヤーの上達をサポートし、プレーを見るコーチや応援する人、一緒にプレーする仲間とのコミュニケーションを広げます。プレーを妨げないように約8gまで小型・軽量化し、グリップエンドに装着する形式を採用。アプリケーションの表示画面にはリアルタイムでデータを表示し、動画と連動させるなど、プレーの現状がすぐに把握できるよう工夫しました。

プロデューサー

ソニー株式会社 SE事業室

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター マシュー・フォレスト、新津琢也、細田育英、城ヶ野修啓

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター マシューフォレスト、細田育英、城ヶ野修啓、宮澤克次

詳細情報

http://www.smarttennissensor.sony.co.jp/

発売
2014年5月31日
販売地域

日本国内向け

仕様

直径31.3mm、高さ17.6mm、質量:約8g、Android, iOS対応の専用アプリケーション

受賞対象の詳細

背景

スポーツに最先端のテクノロジーを取り込むことで、プレーの上達はもちろんのこと、スポーツそのものの体験に新たな価値を見いだし、スポーツの楽しさをさらに広げられるのではないかと考えました。その最初の取り組みとして、テニスに注目。独自の音解析技術を用いて、ラケットからくる振動を読み取り、スイングを視覚化することができないかと考えたことから開発が始まりました。

デザインコンセプト

プレーと共存しスポーツの体験価値を高める、スポーツセンサーとしての原型をつくること。

企画・開発の意義

スマートテニスセンサーは、プレーの上達をサポートするだけでなく、友人やコーチとデータをシェアすることでコミュニケーションが広がるなど、テニスそのものの楽しさを高めます。これからのウェアラブル端末時代に先駆け、スポーツという体験価値をエレクトロニクスで高める新しい取り組みの一つになると考えます。

創意工夫

テニスコートでのフィールドテストを重ね、愛好者や専門家にアンケートを取りながら開発しました。プレーを妨げないことを第一に考え、約8gまで小型・軽量化し、設置位置をグリップエンドにすることでスイング中に重さを感じにくくしました。付属の充電用クレードルには、センサーの着脱をサポートするリングを備え、力の弱い方でもラケットから簡単に取り外せるようにしています。また全体をゴムで覆い、触れた時のやさしい触感と、雨や汗、ほこりが舞うコートで使える耐久性・防水性・防塵性を両立しています。アプリケーションの確認画面はリアルタイムでデータを表示し、動画と連動させた表示や、時系列でデータの変化を確認することも可能。一球一球の詳細と全体のプレーデータを同時に確認できるなど、プレーヤーが自身のプレーの現状や課題を把握しやすいよう工夫しました。背景色やフォントも炎天下でも見やすくなるよう工夫しています。

デザイナーの想い

スマートテニスセンサーは、プレーヤーの喜びを高めるために開発しました。自分のプレーの現状や課題に気づくことで上達する喜びや、コミュニケーションが広がる喜びが、テニスの楽しさを広げると確信しています。蓄積されたデータから自分のテニス歴を振り返ることもでき、人生を通してテニスが楽しめるものになると考えます。これがきっかけとなりテニスを楽しむ人が増え、テニス業界全体の活性化に貢献できればと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ラケットショップ、スポーツ量販店
スマートテニスセンサー商品情報Sony
デザインが生まれるまでのストーリー Smart Tennis Sensor
Sony Design

審査委員の評価

テニスラケットにこの「スマートテニスセンサー」を装着してプレイすると、ラケットのどこに球が当たったのかなどをスマホからリアルタイムでわかるようになる。それがとても正確で、あまりに正確すぎて不思議なくらいだ。ラケットの持ち方がフォアハンドかバックハンドかも判別される。これを装着しながら練習している様子を動画を撮影し、後からバックハンドで打った場面だけを抽出して再生することもできる。自分のプレイを動画で振り返ることができて、練習にとても役に立つ。アプリは練習補助に専念したデザインとなっており、ゲーミフィケーション的な要素は排除されているのがむしろいさぎよくて良い。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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