GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
家庭用電化製品遠隔操作装置 [Pluto]
事業主体名
株式会社Pluto
分類
個人/家庭向け機器のインターフェイス、インタラクション
受賞企業
株式会社Pluto (東京都)
受賞番号
14G131110
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この製品は家庭内の家電をスマートフォンから遠隔操作したり、消費電力を測定したり出来るものです。「電力の見える化」がブームになっていますが、見えるだけでなく、従来の家電を買い換えること無く遠隔操作することもできるため、システムでその2つを連動させれば、住人がテレビのスイッチを入れる(測定)ことで、シアタールームの機材全ての電源を入れたり(操作)できます。テレビやエアコンのスイッチを監視しメールの自動送信をすることで、高齢者のみまもりなどにも活用できます。このような買い切りだった住宅や家電を、サーバのプログラムに接続し、住環境をソフトウェアのようにアップデートすることが出来ます。

プロデューサー

金田賢哉

ディレクター

市東拓郎

デザイナー

金田賢哉、花岡正明

詳細情報

https://pluto.io/

発売
2014年5月1日
価格

29,800円

販売地域

日本国内向け

仕様

【ステーション2】 ● Android, iPhoneブラウザより操作 ● 大きさ: 約 110 x 82 x 33 (mm) ● 本体重量: 約 88g 【タップ】 ● 大きさ: 約 185 x 68 x 38 (mm) ● 本体重量: 約 320g

受賞対象の詳細

背景

地震以来エネルギー需要が逼迫する中で、消費電力の見える化が広がりました。しかし実際には飽きられたり、操作につながらず節電への貢献度は低いように感じます。また高齢者介護の労働力確保も急務です。Plutoではセンシングを家電の操作につなげれば、生活が便利になったり、家電の自動制御を提供すれば上手く節電が出来たり、見守りができるのではないかと考えました。

デザインコンセプト

家電を相互につなぎ居住者の生活に歩み寄らせながら、生活の変化に合わせアップデート出来る家を作りたい。

企画・開発の意義

広い家に家電を買い足し生活が便利になった様に見えますが、リモコンが別々であるなどまとまりの無いのが現状です。これらを上手くつなぐ事ができれば電力問題や少子高齢化問題に立ち向かえると考えています。またアジア諸国では部屋を強冷するのが豊かさの象徴となっていますが、自動制御で日本流の節電を新しい格好良さとして売り込めれば海外での電力需要を抑制できると考えています。

創意工夫

まず家電の操作をする点につて、従来発売されている家電の操作の仕組みは様々であり、それらのフォーマットや制御則を調べ、ユーザや施工業者が手間取る作業をしなくても家電が動くよう、共通機能から順にシステムの内部に用意しました。次に電力測定に関して小型ながら各ポート毎に計測ができ、それぞれの消費電力の変化にあわせて簡便に他の家電操作につながるよう仕組み化をしてあります。また、ユーザの生活の多様性や変化、将来の新しい生活環境にも対応すべく、端末で取得したイベントの一部をサーバ側で処理することで拡張性を確保し、末永く家庭やオフィスの中で使い続けられる製品・サービスを目指しています。

デザイナーの想い

家や家電という高価な買い物をしながら、買ったときのわくわく感を失っていき古びていく家が非常に勿体なく感じました。ソフトウェアという概念を部屋に持ち込み、それを更新していくことで、子供が増え年をとるなど生活の変化に合わせ、電化製品が居住者に寄り添うようにその位置づけを変化させ、社会問題と背中合わせながらにも私たちはもっと豊かな生活ができるのではないかと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

amazon等
amazon Plutoステーション
amazon Plutoタップリンク

審査委員の評価

電力の見える化のみならず、手元で家電をすべてコントロールできるスマートハウス化はこれまで家電製品を買い直さなければいけないというハードルが存在していたが、本対象は現在使用している家電をそのまま使ってスマートハウス化が実現できるという事に成功している。現場のニーズを汲み取った計画として評価できる。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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