GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
300社の工務店の活動をネットワーク化 [顧客と育つナレッジネットワーク-永代ビルダー塾-]
事業主体名
(株)アキュラホーム/ジャーブネット
分類
ビジネスモデル・ビジネスメソッド
受賞企業
株式会社アキュラホーム (東京都)
受賞番号
14G131103
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住宅には本来生活者の暮らしを豊かにする役割があった。しかし供給量優先の風潮と効率性の過度な追求が加速する中、工務店と生活者の結びつきは薄れ、住宅は『画一的な供給で済まされるもの』になっている。『顧客と育つナレッジネットワーク-永代ビルダー塾-』は本来の工務店と施主(生活者)の関係を取り戻すため、全国300社の工務店が取組む活動である。特徴は様々な参加型経験型イベントやメンテナンス活動を通じて生活者のニーズを取得、既存ネットワークを活用し全国規模でこれらの経験や知恵を共有している点にある。生活者のニーズに基づく住まいづくりを取り戻し、市場縮小の中で工務店が勝ち残っていくための戦略を提供している。

プロデューサー

株式会社アキュラホーム 代表取締役 宮沢俊哉

ディレクター

株式会社アキュラホーム ビルダー事業部 次長 髙野伸康

デザイナー

株式会社アキュラホーム ビルダー事業部 課長 阿部浩士 /商品開発部 兼 レジデンス事業準備室 課長 田湖博

詳細情報

http://www.eidai-academy.jp/index.html

利用開始
2011年9月
販売地域

日本国内向け

設置場所

ジャーブネット会員活動拠点

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

住まいの情報を共有化することで工務店と生活者の自発的展開を可能にするプラットフォームを提供すること。

背景

工務店と施主は元来「暮らしの豊かさ」を追求するパートナーだった。しかし住宅の供給量が優先される風潮や効率性の過度な追求が進むことで、工務店と生活者の結びつきは徐々に希薄になりつつある。それにより工務店が生活者ニーズを取得する場が大幅に減少し、結果的に工務店が生活者のニーズに基づいた商品サービス開発の高度化を困難にし、市場縮小の中で工務店自体の存続を危うくしている。

デザイナーの想い

住宅に本来あるべき「暮らしの豊かさ」を追求するうえで、工務店と生活者の両者にとって住まいに関する情報量が不足している現実がある。そこで工務店と生活者の関係性を強化しその結果として収集される生活者(施主)の声を全国の300工務店の既存ネットワークによる情報循環の仕組みを活用して、全国の工務店と生活者の双方にとって有用なマーケティング情報として共有化できる仕組みを構築した。

企画・開発の意義

工務店にとって生活者のリアルなニーズを把握することは商品サービスの高度化を実現するにあたり大変重要である。さらに単独工務店にとって重要な情報は他地域の工務店においても重要性が高い。「顧客と育つナレッジネットワーク-永代ビルダー塾-」というプラットフォームを活用することで、工務店が生活者のリアルなニーズを取得し全国規模で共有化することが可能となり、住まいづくりの高度化が実現される。

創意工夫

◆工夫①:工務店が生活者のニーズを取得する機会を得るには、生活者(施主)が住まいへの関わりを深めていく場を設けることが有効である。そこで工務店が生活者に対して参加型経験型イベント等を実施すること、また定期検査への生活者の立会いを通じて生活者自身のインスペクション力を高めることなどの住まいに関する経験や知恵を深める場を提供することで、工務店にとって重要な生活者のニーズを取得する機会を仕組化した。◆工夫②:工務店単独の活動では情報量に限界があり、商品サービス開発を高度化することにおいて生活者のニーズの情報量が不足してしまう。そこでジャーブネットでは「師範代」「世話人」と呼ばれる地域のリーダー工務店が先導教示する役割を担い、既存ネットワークを活用することで地域を超えた情報循環を活性化し、より多くの情報により多くの工務店や生活者がアクセスできるよう仕組化した。

仕様

工務店の活動

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ジャーブネット会員になることで活用できる
永代ビルダー塾
アキュラシステム

審査委員の評価

工務店と施主は本来「暮らしの豊かさ」を追求するパートナーであるべきだ。しかし住宅の供給量が優先される風潮や効率性の過度な追求により、それぞれの結びつきは希薄になりつつある。工務店は生活者のニーズを掴めず、結果として商品サービス開発は低迷化、市場は縮小し工務店自体の存続を危うくしている。ジャープネットはこの課題に対して生活者のニーズを取得し、全国300社の工務店同士がネットワークで情報を共有化する連携システムを形成した。具体的な取り組みとして、生活者に対しての参加経験型イベント等を実施、またメンテナンスに生活者を立ち会わせることで、生活者からのニーズを取得する機会を仕組化した。次に工務店単独で管理できる情報には限界があるため、情報内容各々に対して秀でた工務店がリーダー役となることで地域間連携を図り、補完体制を形成するプラットフォームを形成。情報量が少ない地域工務店に先導教示することで存在価値を高め、生き残りを支援する連携システムとして高く評価した。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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