GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地図 [赤色立体地図]
事業主体名
アジア航測株式会社
分類
公共用のメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
アジア航測株式会社 (神奈川県)
受賞番号
14G121049
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

赤色立体地図は、2002年に航空レーザ計測結果を表現するために開発した独創的な地形表現方法です。傾斜が急な面が赤く、尾根は明るく谷が暗くなるように評され、1枚で、方向依存性のない立体感が得られます。微地形と大地形が同時にわかるのが特徴で、特に微地形の特徴抽出に優れています。

プロデューサー

千葉 達朗

詳細情報

http://www.ajiko.co.jp/product/detail/ID4TB6OGWU9

発売
2003年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

技術提供可能地域については制限なし。

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

赤い地図革命!「活断層も樹海も全て可視化!細かな地形を立体的に表現する」

背景

十数年前に富士山麗の地形調査を依頼されました。当時は、航空写真や地形図を利用して現地調査を実施しておりました。しかし、航空写真では、樹木に隠れて見えないため、正確な情報が取れていませんでした。また、地形図の等高線も微細な凹凸が読み取りにくく、山か谷かわからないため、樹海の地形を正確に把握することが極めて厳しい状況でした。そこで、地形の凹凸を明らかにする新しい概念の地図製作を決意するに至りました。

デザイナーの想い

地球の凸凹を表現する最新技術を防災に役立て、人々の暮らしを守りたい

企画・開発の意義

赤色立体地図を利用は、地形を面で表現することにより、従来では表現できなかった等高線と等高線の間の地形をも表現できるようになり、実際の現地の微細な地形を表現できるようになりました。

創意工夫

赤色立体地図は、等高線という「線」で表現していた地形を、「赤色の彩度と明度」を使って「面」で表現しております。また、地図が読めない人でもわかるように、1枚の画像でも地形が立体的に見ることができるよう工夫しております。

仕様

三次元数値標高データがあれば、技術を適用できる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

アジア航測株式会社
赤色立体地図
赤色立体地図

審査委員の評価

まるで絵画のように美しい地図である。しかしこの美しさは、これまでにない機能性を兼ね合わせている。これまで地図から地面の高低差や細やかな凹凸を読み取るのは難しい事であった。航空写真では樹木に覆われて地面が見えず、等高線でも山と谷の判別を間違えてしまう事がある。しかしこの赤色立体地図は、地形を独自のアプローチによる面の陰影で表現し、どの方向から見ても、高さがはっきりと認識できるのである。しかもこれまで見る事の出来なかった、細やかな凹凸が、手に取るように可視化される。今後も防災から古墳調査、観光情報まで、幅広く活用される事であろう。見えているようで見えていなかった情報を正確に表現し、社会の中で幅広く機能させている点が評価された。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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