GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
特別支援向け学習アプリ [FUJITSU 文教ソリューション K-12 特別支援 キッズタッチ]
事業主体名
富士通株式会社
分類
公共用のメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
富士通株式会社 (東京都)
受賞番号
14G120996
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

21世紀にふさわしい学校教育が求められる中、特別支援教育にとって、各教科や自立活動等の指導においてICT利活用は有効である。しかし、特別支援教育向け教育用ソフトウェアは普通教育向けと比較して、障がいの状態や特性に応じた対応が必要になるため開発が追い付いていない。 この点に着目し、2007年キッズタッチをベースに香川大学と共同研究で機能や操作性を改善したソフトウェアを開発した。K-12 特別支援 キッズタッチは、「いろんなせんかけるかな?」「ひらがなかけるかな?」「カタカナかけるかな?」「パズルできるかな?」の4ソフトウェアで構成され、目と手の協応、知覚統合、書字能力向上の支援を行う。

プロデューサー

富士通株式会社 中尾 保弘

ディレクター

富士通株式会社 宇野剛 、富士通デザイン株式会社 伊藤智之、 国立大学法人香川大学 坂井聡

デザイナー

富士通株式会社 犬束英輔 、富士通デザイン株式会社 野沢亜矢、宮入麻紀子、髙石かおり

詳細情報

http://jp.fujitsu.com/solutions/education/school/support/

発売予定
2014年7月14日
価格

9,500円

販売地域

日本国内向け

仕様

OS Windows 7 SP1、Windows 8、Windows 8.1 Microsoft .NET Framework .NET Framework 4、.NET Framework 4.5、.NET Framework 4.5.1 ハードディスク 200MB以上の空き容量 画面解像度 1280×768 以上・タブレット、デスクトップPC・その他代替キーボードや外部入力スイッチによる入力

受賞対象の詳細

背景

21世紀にふさわしい学校教育が求められる中、特別支援教育にとっても、各教科や自立活動等の指導においてICT利活用は有効である。しかし、特別支援教育向け教育用ソフトウェアは、障がいの状態や特性に応じた対応が必要になるため開発が追い付いていない。 この点に着目し、2007年キッズタッチをベースに機能や操作性を改善したソフトウェアを香川大学と共同研究で開発した。

デザインコンセプト

現状のシンプルで無駄のない動線を活かし、さらなる“分りやすさ”と繰り返し使用の“楽しさ”を追求する。

企画・開発の意義

香川大学教育学部附属特別支援学校他3校の小、中学部にタブレットPCを数台配備し、知的障がい、肢体不自由、発達障がいの子どもたちと教員を対象にK-12 特別支援 キッズタッチの試用・評価を行い、左利き対応や書字サイズ変更等の機能追加や操作性の改善を繰り返した。その結果、より個々の特性に合った学習の進め方が可能となった。

創意工夫

試用・評価の結果を踏まえ、以下の点に配慮して新しくデザインを行った。 【学習履歴の採取】 学習者を登録する事で学習履歴を取得し学習状況を把握できる。学習履歴の内容を簡単に可視化できるツールを付属し、教員から保護者への連絡や教員同士の引き継ぎおいてのデータ利用を可能にした。 【オリジナル教材作成と発達段階に合わせた難易度の設定】オリジナル教材の作成機能により、画像ファイルや動画ファイルを取り込んで、対象の子どもに合わせた教材を簡単に準備できる。また、設定画面でカスタマイズすることで、対象児童生徒の発達段階に合わせた設定ができる。【タッチUI対応】タブレットPCでの直感的なタッチ操作、デスクトップPCでのマウス操作に対応した。なお、タッチやマウスでの操作が難しい場合は、代替キーボードや外部入力スイッチなどを使った操作も可能である。

デザイナーの想い

このソフトウェアを通じて、子どもたちの目と手の協応、知覚統合、書字能力向上の支援を目指している。しかし、単なる能力の向上を目的とするのではなく、特別な支援が必要な子どもたちが楽しい学び体験を連続的に経験し、自分自身で成功する喜びと、達成感を得て、主体的に次の学びへの意欲を持ってもらえるよう、デザインで手助けをしたいと思い、細かい点での工夫を行った。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

テクノツール
テクノツール  K-12 特別支援 キッズタッチ

審査委員の評価

特別支援教育のためのインターフェースとインタラクションを丁寧に実装していて、多様な現場にできるかぎり柔軟に対応させるための配慮がある。現場においては、デバイスの購入予算の確保など、このアプリを使用できる環境づくりが大変かと思うが、トップの理解がある学校では、取り入れて活用している実績も生まれ始めている。より一層の広がりを期待している。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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