GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コミュニケーションアプリ [手書き電話UD]
事業主体名
株式会社プラスヴォイス
分類
個人・家庭用のメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
株式会社プラスヴォイス (宮城県)
受賞番号
14G120988
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

『手書き電話UD』は離れた相手とリアルタイムに手書きでコミュニケーションがとれるアプリです。 お子さんとの手書きでの「らくがき」コミュニケーションに。コンサート、パーティーなど「音が聞こえにくい場所」での連絡手段に。キーボードでのチャットが苦手な「高齢者」の方に。聴覚障がいを持った方との「電話」代わりに。アイデア次第で様々な使い方ができます。手書きに加え、キーボード入力、音声認識を使った入力も可能です。このアプリを使っていろんな「特性」をもった方たちとコミュニケーションを楽しむことができます。「チャット」と「電話」の良さをそれぞれ取り入れた、手書きで気持ちが伝わるコミュニケーションアプリです。

プロデューサー

株式会社プラスヴォイス 三浦宏之

ディレクター

Shamrock Records株式会社 青木秀仁

デザイナー

大谷大

詳細情報

http://tegakidenwa.jp

発売
2014年7月1日
価格

0 ~ 400円 (本体無料、アドオン1つ200円で追加可能)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

障がい者・健常者分け隔てなく誰でも使いやすい。シンプルな見た目でわかりやすく親しみやすい。

背景

高齢者や聴覚障がい者など、聞こえに何らかの問題を抱える方は日本全国に600万〜1000万人いると言われている。その中で電話(音声電話)を使えない方も相当数いるのに社会ではそのことについて触れられていない。こうした電話の使用が困難な方のためにそれに変わるコミュニケーションツールとして開発を開始。メールやとは違うリアルタイム性を追求し電話と同じく「すぐにその場でつながる」を開発コンセプトとしている。

デザイナーの想い

障がい者が使う物とするととかく「障がい者視点」ということで機能的な面だけが重視され、デザインも粗末で当事者以外は使い勝手の悪い物が多いため、普及も阻害され高価である。より多くの人が使う物の中で障がい者も使えるもの、とした方が実際には機能的な面でも多くの意見を取り入れるられ、コスト面でも効率良く提供が可能となる。ユニバーサルデザインの発想のもとに普及を促し、本当にたくさんの人に使ってもらいたい。

企画・開発の意義

開発の端緒は障がい者などの利用であるが、本製品をコミュニケーションツールとして考えた時に、当事者同士だけでなく障がい者と健常者との連絡手段としても必要なものとなる。単なる福祉機器ではなく健常者も使えるものとして、誰もが親しみを持って使いこなせる、あるいは使いたいと思うものでなければ普及は見込めない。障がい者のためではなく、万人が使える中で障がい者も使えるというユニバーサルデザインを是としている。

創意工夫

利用に関して多くの説明を必要としないよう最低限の操作を覚えれば使用できるように極力無駄を省いたシンプルなインターフェイスを採用している。選択肢のダイアログなどはできるだけ開かず1ボタンで操作が進むようにし、また例えば線の太さ、色など、自身が選択している項目は影付にするなど、選択しているものを目で見て分かるようにしている。色使いに関しても多くの人から好感を持たれるようなポップでありながら落ち着いた色調を使用。かつユニバーサルカラーを基準として視覚障がい者にも配慮した色調となっている。 電話代わりとしてのリアルタイム性を担保するために相手のオン・オフラインの判別は画面に表示し、常に相手とつながっているかどうかが意識できる仕組みとなっている。健常者においては入力負荷を低減するための音声認識による入力を追加する事も可能となっている。

仕様

動作環境:iOS6.0以上のiPhone/iPad、Andoroid4.0以上のスマートフォン,タブレット ※利用にはインターネットへの接続が必要となります。 ※音声認識アドオンには株式会社アドバンスト・メディアのクラウド型音声認識サービス「AmiVoice(R)Cloud」を使用

どこで購入できるか、
どこで見られるか

AppStore,GooglePlay
AppStore『手書き電話UD』
GooglePlay『手書き電話UD』

審査委員の評価

筆談だけでなく、音声入力の機能が加わることで、文字や記号によるコミュニケーションを越えた使用方法を提供している。システムの基本性能がとてもしっかりしている。手書き文字の認識および読み上げ機能が実装されれば、更なる進化が期待できる。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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